声優・歌手として活躍する水樹奈々
【あるある・セブン・ダウト】
水樹:このコーナーでは、お題にまつわる“あるある”を7個披露しますが、私が考えたのは2つだけで、残りはヲタッフが考えたダウトの“あるある”です。私はすべてに乗っかっていくので、リスナーの皆さんは、どれが水樹の“あるある”なのかを予想してみてください! 今回のお題は……?
「上京あるある」
3月も後半。引っ越しシーズンの真っ只中です! 年度末と言われるタイミングでもありますので、これから新しい環境に変わられる方も多いのではないでしょうか? そして、このタイミングで上京する方も多いんじゃないでしょうか?
ということで、今回は“上京あるある”をやってみたいと思います!
水樹も、中学校を卒業した直後の3月後半に愛媛から上京してきました。子どもだったし、知り合いもいないし、すごく不安だったんですよね。あと、当時は携帯電話もありませんから、気軽に情報を調べることもできなくて、(情報源は)全部テレビか雑誌でした。そんな水樹が、上京したときに感じたことを今回のあるあるに入れてみました。それでは、いってみましょう!
上京あるある①「方言を隠して標準語をしゃべろうとしがち」
水樹:方言ね! ちょっとしたところで、ふと出ちゃうのが恥ずかしくて。だから最初は、すごく無口だった(笑)。もともと人見知りで口数が少ないのに、方言とかイントネーションが違うことで“バカにされたらどうしよう……”と思って。すごく恥ずかしかったなぁ。
上京あるある②「電車の本数が多くてびっくりしがち」
水樹:特に電車がたまにしか来ない地域の皆さん! びっくりしませんでしたか? 上京して学校に行くときに“やばい、この電車に乗れなかったら遅刻だ!”と思ったら、次の電車がすぐに来て(驚きました)。ただ、こういう話をしても“ネットで調べたらすぐに分かるじゃん”って思うかもしれないけど、当時はネットがないので……。
上京あるある③「テレビやラジオのチャンネル数の多さに驚きがち」
水樹:そうなのよ! こんなに観れるもの、聴けるものがあるんだと思った。地元だと、その(ラジオ局の)周波数にちゃんと合わせているのに、ほかの局の音が混じって聴こえることも多かったし、テレビも砂嵐が出たりして「ドラえもん」(テレビ朝日系)を観るのもひと苦労だったんだから! 電波状況が良くないと観られないんだから。
上京あるある④「まずは原宿の竹下通りに行きがち」
水樹:テレビで観ていて憧れていたもん! 当時は、タレントショップっていう人気のタレントさんが出しているキャラクターグッズのお店が竹下通りにたくさんあったんです。さらに、流行っているファッションアイテムが安く手に入りました。今は違うかもしれないけど、当時はそうでしたね。
上京あるある⑤「“盗まれるんじゃないか”という不安で、ママチャリですら部屋のなかに入れがち」
水樹:上京したときに“周りは全部、敵だと思ったほうがいい”と思っていました(笑)。テレビの見すぎですけど、なんか“(東京は)犯罪が多い”みたいな(印象があって)。だから、絶対に盗まれないような物まで全部家のなかに入れていました。
上京あるある⑥「ふと見上げた東京タワーに夢を誓いがち」
水樹:上京したからといって、トントン拍子にすぐうまくいくわけでもなく……ある日ふと、田舎が恋しくなってくるんですよ。そんなときに、きれいに輝く東京タワーを見ながら“ここで頑張って、成功して夢を叶えるんだ!”みたいなことを思っていましたね。
上京あるある⑦「情報収集のために、仕送りのお金で女性がたくさんいる歓楽街に繰り出しがち」
水樹:……え? ないない! はっきり言って、これはもう私の“あるある”じゃない!! 仕送りをそんなところに使っちゃダメでしょ! 何のための仕送りですか? ご両親が頑張って働いて送ってくれたのに、何をやっているんですか? もう説教してやりたいわ! たまには“遊びたい”って思うこともあると思いますけど、そんなことに仕送りを使わないでください。自分で働いたお金で行ってください。
――ここで「BE READY!」(水樹奈々)をオンエア♪
水樹:さぁ、7つの「上京あるある」のなかで、どれが水樹のあるあるだったかわかりましたか? 正解は……コチラ!
水樹が考えた上京あるある①「電車の本数が多くてびっくりしがち」
水樹:本当にびっくりした! 電車でどこにでも行けちゃうのよ。それに感動しちゃいました。では、もう1つの正解は?
水樹が考えた上京あるある②「まずは原宿の竹下通りに行きがち」
水樹:この“あるある”は世代感がすごく出てしまうかもしれません。水樹の時代は、原宿からいろんなカルチャーが発信されていて“若者が集う町”みたいな場所で。それに、毎日お祭りをやっているんじゃないかっていうぐらい人が多くて、それに興奮したことを思い出しますね。
というわけで「あるある・セブン・ダウト」でしたが、いかがでしたでしょうか? これから新しい環境に飛び込む方も多いと思いますが、「結構、東京って優しいんだな」って思うことも多々あるはずなので、圧倒されず、不安にならずに、ぜひ(新生活を)楽しんでくださいね!
3月27日(月)の「水樹奈々のMの世界」もお楽しみに!
<番組概要>
番組名:水樹奈々のMの世界
放送日時:毎週月曜 21:00~21:30/ FM愛媛土曜深夜1:30~2:00
パーソナリティ:水樹奈々
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/7