元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が17日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』に出演。動画「【侍ジャパン】イタリアに9vs3で勝利!! 村上が復活! 大谷の奇襲作戦で流れを変えた…投手陣と野手陣は全く問題ない! 岡本の一撃は素晴らしいだがサインミスは『BAD』この試合を詳しく解説します」内で、「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」における村上宗隆のコンディションについて語った。

村上宗隆

16日のイタリア戦に「5番・三塁」で先発出場した村上。5回裏、無死1・2塁のチャンスで適時二塁打を放つなど、3打数2安打1打点の活躍を見せた。

この試合を振り返り、高木氏が「やっと村上が初球から振れた」「ああいうふうに振っていけば、自分を信じて振っていけば、そういう結果になるということ」と話すと、スタッフから「打順が変わったってことも影響しますか?」と質問が。

それに対し、高木氏は「打順が変わったというよりも、常々言ってるんだけど、大谷(翔平)から(打順が)離れたということ。それが一番のいい結果を呼んだかなって」と分析。「2試合連続ヒット。そんないい当たりではないけどちょっと上がってきてるよって話はしたと思うんだけど、ここに来て打ってくれたね。これからは村上の力は絶対必要だから、やっと上がってきてくれたなって。そんな一撃」と解説する。

さらに、「次の打席も反対方向に打っている」と言い、「いかに反対方向に打つことが大事かっていうことだよね。よりいいピッチャーが出てくるわけだから、これからは強引にいかない(でいてほしい)」と、エールを送っていた。