「脱毛エステ」契約トラブル急増…若新雄純流コンプレックス産業との付き合い方とは?
市川美絵がパーソナリティをつとめるJFN系列で放送されているラジオ生放送番組「Seasoning~season your life with music~」。3月9日(木)の放送は、木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)が出演。最近起きたニュースを独自の視点で解説するコーナー「若新雄純の『色メガネ』」では、近年急増しているという「脱毛エステの契約トラブル」について取り上げました。

木曜レギュラーパートナーの若新雄純

◆脱毛エステでトラブル増…若新流のトラブル回避術とは?

低価格化や男性の美意識向上などにより、利用者が増加している「脱毛エステ」。そんななか、トラブルも増加しています。国民生活センターによると、2022年度の相談件数は1万6,921件。2021年度と比較すると約4倍増となっています。

自身も脱毛エステに通い始めて、およそ7年になるという若新。

今回のニュースに関連する、“「契約後は30年間脱毛エステに通い放題」という内容で数十万円を支払って契約したものの、店舗が潰れてしまって通えなくなってしまった”というトラブルの事例に触れつつ、「最近、エステ業界は出店過剰で、(競争が激化して)潰れているところもたくさんある」と言います。

インターネットで「脱毛エステ」を検索すると、数多くの店舗のインターネット広告が表示されます。この状況に若新は「脱毛エステや美容整形などのコンプレックス産業は、(顧客獲得のための)広告合戦がすごい。(インターネット上に)たくさん広告が出ているからといって、そのお店(の施術や対応)が丁寧とは限らないし、たくさんの広告を出しているから(店舗経営が)うまくいっているのかといえば、必ずしもそうではない」と警鐘を鳴らします。

「なかには、出店時に多額の広告費をかけて一気に勝負に出ているようなお店も多い。たくさんお金をかけた分、(通い放題のような最初に高額を支払う契約プランを打ち出して)開業にかかった資金を早く回収したい」と内情を明かします。

続けて「忘れてはいけないのが、お店や会社との契約は、基本的にそのお店や会社が潰れてしまったら終わり。その後、(店舗などに対して)訴訟することはできるけど、経営者が破産していたら(支払った費用を取り戻すのは)困難」と注意喚起する若新。

こうした契約トラブルに巻き込まれないためには、「みんな避けがちだけど(契約を結ぶ前に)思い切って誰かに相談するのが一番いい」と声を大にします。というのも、インターネットで検索して店舗のサイトを訪れても、そこで謳っている宣伝文句は、コンプレックスに悩んでいる人に対していいことばかりしか書かれていないとし、「例えば、ほかのエステに行っている友達がいるなら、どういう条件だったか、友達は通ってみてどうだったか(をリサーチしたほうがいい)。仲間うちで相談できるといいんだけど、脱毛や整形など(のコンプレックス系の悩み)は友達に相談しづらい。その弱みを広告で狙われている。だからこそ、僕はあえてすでに体験したという人に紹介してもらったり、同じ悩みをもつ人に相談したりするようにしている」と話します。

若新自身、コンプレックスに関する相談を近しい人にすることは「恥ずかしい」と明かしつつ、“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”のことわざにかけて「そういったコンプレックス系のサービスこそ、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損」と提言。

あらためて「どのサイトがいいのか、どのサービスがいいのか(自分で)調べる前に、身近にやっている人を探して(話を聞く)。お互いに言いづらいことだけど、そうしたことを言い合えるようになってくると、(脱毛エステなどコンプレックス関連の)サービスでの(トラブルや)被害が減ると思う」と持論を展開し、「コンプレックスこそ(周りの人との)コミュニケーションで乗り越えていくといいのではないでしょうか」と提案しました。

<番組概要>

番組名:Seasoning~season your life with music~

放送日時:毎週月曜~木曜 13:30~15:55

放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット

パーソナリティ:市川美絵、角田陽一郎(月曜)、副島淳(水曜)、若新雄純(木曜)

番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/38286