中山優馬「不思議な空気感」「すごくスリリングでした」新ジャンルの主演舞台を振り返る
アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。2月13日(月)の放送は、歌手、俳優の中山優馬さんがゲストに登場。ソロデビュー10周年記念ベストアルバム『THE BEST and BEYOND』を2月にリリースした中山さんが、昨年上演された主演舞台を振り返りました。

2月13日(月)放送ゲストの中山優馬さん、パーソナリティの坂本美雨

1994年生まれ、大阪府出身の中山さん。2022年はアメリカの新進気鋭の劇作家、ジェレミー・O・ハリスによる舞台「ダディ」、そして、「エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇『砂の城』」に出演するなど俳優としても活躍中。ソロデビュー10周年記念ベストアルバム『THE BEST and BEYOND』を2月1日(水)にリリースしました。

◆趣向の異なる2つの舞台に挑戦!

坂本:昨年は2本も主演舞台がありましたね。1本は、アメリカ演劇界の新星ジェレミー・O・ハリスの作品「ダディ」。(劇中で中山さんは、アフリカ系アメリカ人の若きアーティスト役を演じましたが)難しい役どころだったのではないでしょうか?

中山:そうですね。人種の違いを演じるというのは、表面的に演じられることではないので。文化背景だったり育ってきた環境とかで人格が形成されていったり、そういったところにアプローチするのは大変な作品ではありましたね。

坂本:そういった場合、ご自身でさまざまなことを調べるのですか?

中山:調べたり、いろんな演出家さんからいろんなお話を聞いたりしましたね。

坂本:2022年に出演したもう1つの作品は、即興音楽舞踏劇「砂の城」。お芝居とも少し違う、音楽や踊りですね。

中山:同年代の池田純矢さんという、役者をしながら演出家としても活動する多彩な方の企画でした。舞台上で聞こえてきた音楽に乗せて勝手に歌っていくという、“決まりの歌”がない作品でした。踊りも、“踊りたくなったら踊る”という作品だったので、不思議な空気感でしたね。みんなで呼吸を合わせながら、「次は俺が行くぞ!」みたいなときには、みんなが合わせてくれたりするし、即興なので合わないときがあったりもします(笑)。そういう瞬間がたくさんある作品だったので、これはこれで楽しかったですね。

坂本:面白そう! 化学反応ですね。

中山:すごくスリリングでした。

◆東京・大阪・愛知を巡るツアーを開催中!

現在、中山さんはベストアルバム『THE BEST and BEYOND』を引っさげて巡る東名阪ツアー「YUMA NAKAYAMA 10th ANNIVERSARY TOUR ~THE BEST and BEYOND~」を開催中です。3月28日(火)、29日(水)は東京・EX THEATER ROPPONGIで開催予定です。詳しくは公式サイトをご確認ください。

3月20日週のゲストは、3月20日(月)cobaさん、3月21日(火・祝)浦沢直樹さん、3月22日(水)古内東子さん、3月23日(木)足立紳監督です。

<番組概要>

番組名:坂本美雨のディアフレンズ

放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット

放送日時:毎週月~木曜11:00~11:30

パーソナリティ:坂本美雨

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/