情報サイト「LIFULL HOME'S PRESS」は3月10日、「JR武蔵野線 家賃相場が安い駅ランキング2023」を発表した。同ランキングは、JR武蔵野線の各駅にある築40年以内、駅徒歩15分以内、専有面積15㎡以上100㎡未満の賃貸物件を対象としている。

  • 「JR武蔵野線」沿線 家賃相場が安い駅ランキング

1位は千葉県の「市川大野」(家賃5万5,000円)となった。同駅は、「東京」まで乗り換えなしの約37分で行けるほか、千葉県屈指のターミナル駅である「西船橋」まで約8分、京成電鉄成田空港線が利用できる「東松戸」まで約2分と、近隣の駅を活用して行動範囲が広がるのが特徴となっている。

また、同駅のある市川市は、古くから文教地区としても知られており、住民の口コミでは「ファミリーが多い」「閑静な住宅街がある」などの声が多く寄せられている。

2位には、埼玉県の「東所沢」(家賃5万7,000円)がランクインした。同駅は、住宅街のイメージが強いものの、2022年に「ところざわサクラタウン」がオープンした事で注目を集めている。「池袋」まで乗り換え1回で約36分、「東京」まで約59分であるほか、川越街道や所沢ICにも近いのが特徴。

同じく2位には埼玉県の「西浦和」(家賃5万7,000円)もランクイン。同駅のあるさいたま市は、0歳〜14歳の転入超過者数が8年連続日本で一番多い街となっている。住民の口コミでも「ファミリーが多い」「都会的だが公園もあり、買い物なども便利」といった内容が多数。交通アクセスは、隣の「武蔵浦和」で乗り換えて「池袋」まで約33分、「大宮」まで約17分となっている。

千葉県の「新八柱」(家賃5万7,000円)も2位となった。隣接する新京成電鉄の「八柱」も利用でき、「東京」まで約46分、「上野」まで約41分と、都心への通勤通学に不便のないエリアとなっている。同駅のある松戸市は、「SDGs未来都市」に選ばれており、待機児童ゼロを7年連続で達成するなど、子育て施策にも力を入れている。

以下、5位には東京都の「新小平」と千葉県の「新松戸」(各5万8,000円)、7位に東京都の「西国分寺」(6万円)、8位に埼玉県の「三郷」(6万1,000円)、9位は千葉県の「市川塩浜」(6万2,000円)、10位は東京都の「新秋津」(6万2,750円)となった。