サッカーだけでなく多種多様なエンタメを提供する『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』 [写真]=Getty Images

 トッテナムは28日、フォーミュラ1(F1)と15年間に及ぶ戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表した。

 2019年4月3日に開場した『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』。トッテナムの本拠地としてプレミアリーグを中心としたサッカーの試合が開催されるだけでなく、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)インターナショナルシリーズのイギリス・ロンドン開催分の試合では毎年最低2試合が行われる契約も結んでいた。他にもボクシングやラグビーの試合会場となっており、スポーツの枠を飛び出して音楽のコンサート会場としても使用されている。多種多様なファンのニーズを満たす“ユニーク”なスタジアムだ。

 そんな『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』を本拠地とするトッテナムが、新たにF1とのパートナーシップ契約を締結した。今回の契約では、『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』におけるF1レースの開催だけでなく、ロンドン最長の屋内コースを持つ世界初の電動カート施設を同スタジアム内に設置することも明言されている。大人用と子ども用の別々のコースがあり、将来的には国内カーレースの会場になる可能性もあるという。さらに、モータースポーツの体験型アクティビティの提供や飲食施設も併設される見込み。2023年秋のオープン予定だ。

 FIグループのCEOを務めるステファノ・ドメニカリ氏は、今回の契約に伴いコメントを発表している。

「トッテナム・ホットスパーのような世界的に有名なサッカークラブとパートナーシップを組むことで、F1とモータースポーツを新しく多様な観客の皆様にお届けすることができるでしょう。ドライバーを志す人々だけでなく世界中のファンが訪れ、体験を楽しむ場所として観客の皆様を魅了し、モータースポーツの世界への入り口を提供します。我々のブランドは人生を変えるようなキャリアの機会を創出するだけでなく、先日発表したF1アカデミーをはじめとした多様性と包括性の促進、環境の持続可能性を推進するという共通のビジョンを持っています。今回の革新的なパートナーシップは、これらすべてを実現することとなります」

 また、トッテナムのダニエル・レヴィ会長も今回の“大型”パートナーシップ契約を受けてコメントを発した。

「我々の野望はこのスタジアムを建設した時から一貫しています。世界中の人々を1年間魅了するグローバルな体験を提供し続けること、そのための境界を広げることです。我々はスポーツとエンターテインメントの大物を『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』に呼び寄せることができました。F1との長期的なパートナーシップが、世界、国内、そして地元のコミュニティに何をもたらすかが非常に楽しみです」