創業102年の老舗革靴メーカー「マドラス」と、医療用の臓器モデルなども手掛ける超柔軟ゲルメーカー「タナック」が共同開発した「metaインソール」を、今春より販売。2月17日より、クラウドファウンディングサイトの「Makuake」でも先行販売され、注目を浴びている。

  • 共同開発された「metaインソール」を搭載した婦人向けシューズ

「metaインソール」で、おしゃれも健康も足元から

「metaインソール」は、1,000%以上の高伸張性と高反発弾性を有する超柔軟ゲル素材「クリスタルゲル」の特性を活かして、瞬時に足裏にフィットし、3つのアーチを支えることで理想的な足圧分布を実現したという。

  • 「metaインソール」(1万3,200円)は紳士靴(24~27.5cm)、婦人靴(22.5~25.0cm)共に展開する

  • 左からマドラス 代表取締役社長 岩田達七氏、タナック 代表取締役社長 棚橋一成氏

「コロナ禍を経て靴のカジュアル化が進んだこともあり、革靴の改革を考えていたところ、クリスタルゲル®に出会った。履きやすさを求めてインソールを買う人が多いが、それだけでなく健康美も追求できる商品を開発した」と、マドラス 代表取締役社長 岩田達七氏は話す。

  • 硬度の異なるクリスタルゲル®を用いることで、足裏にフィットする形状を生み出した 提供:マドラス

多くのインソールは、スポンジや樹脂素材でできているため足裏の形に合わなかったり、軟らかすぎ/硬すぎたり、何度か履くと変形してしまうものが多かったという。

そこで、硬度の異なるクリスタルゲルを用い、足裏接地面は軟らかめに、土踏まず部分は姿勢サポートのために硬めにするなど、構造に合わせて特殊設計した。

  • 「こんなに伸びるんです」と、クリスタルゲルの伸長性を紹介する開発担当者

クリスタルゲルは、伸長性・衝撃吸収性・強度を有する独自開発の素材で、建築資材、介護福祉、ロボット、医療などの幅広い業界で採用。今回のインソールに使用したクリスタルゲルは、復元性と弱い力でも伸びる特性があり、繰り返し荷重をかけても元に戻る/足の形状によくなじむという。

「クリスタルゲル単体であれば今までの技術でできたが、マドラス社の形状へのこだわりを感じて、開発には1年半を要した。医療分野に用いる技術を使用していることもあり、クリスタルゲルの耐用年数は半永久的」とタナック 代表取締役社長 棚橋一成氏は太鼓判を押す。

通常の平らな床やインソールでは、指の付け根やかかとなどの局所に負担がかかるところ、metaインソールでは足裏全体に負担が分散されるようになっている。また、土踏まず部分には足裏をソフトに刺激する仕組みがあるため、適度なマッサージ効果もあるそうだ。

  • 試し履きしてみると、足裏全体にフィットする感覚があり、圧のかかる場所が偏らず、自然と姿勢が良くなるのを感じた

紳士靴/婦人靴共にmetaインソール搭載商品も販売

metaインソールは、紳士/婦人共に2サイズ展開(S-M、L-LL)で、自身の足型に合わせて簡単に調整できる。また、革靴以外にも、手持ちのスニーカー用のインソールとして使うことも可能となる。

  • metaインソール搭載の紳士靴は2万7,500円~

  • metaインソール搭載のスニーカーも登場

クラウドファンディングサイト「Makuake」での先行販売に加え、4月よりマドラスオンラインショップ/マドラス直営店舗にてmetaインソール、metaインソール搭載シューズを発売する予定だ。