iPadの電源が入らなくなり「詰んだ?」急いで修理に出したら…。iPad使いの絵描きなら心当たりがある原因に共感が集まっています。これやっちゃってる人が多そう。

漫画家のたみちん(@tamitin0914)さんはiPadを就寝時に充電していたのですが、ある朝、起動させようとしたらなぜか電源が落ちていました。最初は「あれ? 電源落としたっけ? まいっか〜」なんてのんきにかまえていましたが、電源ボタンを押しても画面は真っ暗ななまま…。おかしいぞ?

  • (@tamitin0914より引用)

「iPad、お亡くなりになっ…た…?」。今から修理に出してもいつ故障が直るのか検討がつかない上に、何日もかけて描いた漫画は消えてしまったかもしれません。しかもApple製品の修理を安く受けられるサービス「AppleCare+」にも未加入です。「詰んだ」。絶望的な気持ちになりつつも、なんとかApple指定の修理店へと向かうのでした。

  • (@tamitin0914より引用)

全てを諦めていたたみちんさんでしたが…なんと奇跡が起きたのです。修理店の店員さんにiPadを渡して見てもらったところ、「電源入りました! 修理に出さなくて大丈夫そうです」。え、まじで? なんで?

  • (@tamitin0914より引用)

たみちんさんのiPad、実はいつのまにか“弓なり”に反り返っていました。スタンドに立てかけてiPadで絵を描いていると、どうしてもペンで強い筆圧をかけてしまうんですよね。この反りが接触の悪さや不具合につながってしまったのではないかとのこと。この絵描き“あるある”に、「自分この方法で描いてるのでいつか電源入らなくなるかも…」「全く同じ使い方をしてた…! 気をつけよう…」と多くの反響が寄せられています。

  • (@tamitin0914より引用)

たみちんさんに、その後のお話などを聞いてみました。

ーーその後は使い方に気を付けるようになりましたか?

「スタンドを頑丈にしたのはもちろんですが、筆圧をものすごく気をつけるようになりました。そして就寝前の充電はいっさい止めました。もちろんバックアップは忘れずに。これで現在不具合はありません。今まで雑な扱いしてきた事を深く反省しています…!」。

ーー投稿に多くの反響が寄せられています

「反響にとても驚いています。『辛い経験をしたし、忘れないよう日記にしたためておこう……』くらいの気持ちでしたので。iPad用カバーやスタンド、種類豊富でお値段もピンキリで、私は選ぶときすごく悩んだんです。『本体が高かったし……安いのでいいか』という思いも正直ありました。カバーやスタンドは本当に大切です!絵描きさん達の大切なiPadを守る手助けになれたなら、大変嬉しく思います」。

  • この2点だけで支える使い方が反りの原因に

  • とりあえずの改善例。たみちんさんはタオルを挟むことにしたのだそうです

「自分、筆圧強めかも…」という人は環境を見直してみるといいかもしれませんよ?