ニューモデル続々でクルマ選びも要アップデート。
新登場&定番・人気モデルの“見どころ”を、一気にお見せする。
●解説:渡辺陽一郎
NISSAN ノート/ノートオーラ
コンパクトカー 1.2ℓハイブリッド・FWD/4WD
PROFILE
自慢のe-POWERを搭載。5ナンバーのノートに対しオーラは3ナンバーだが、単なる拡幅仕様ではない。新たな視点から生み出された小さなプレミアムカーだ。
■主要諸元(ノートオーラ G FOUR) ※オプションを含まず ●全長×全幅×全高(㎜):4045×1735×1525 ●ホイールベース(㎜):2580 ●車両重量(㎏):1370 ●パワーユニット:1198㏄ 直列3気筒(82PS/10.5㎏・m)+モーター(フロント100kW/300N・m、リヤ50kW/100N・m) ●トランスミッション:1段固定式 ●WLTCモード総合燃費:22.7㎞/ℓ ●タイヤ:205/50R17
全車e-POWERだが
多彩な個性から選べる
日産はかつてティーダやキューブなど複数のコンパクトカーを用意していたが、廃止が進んだ。マーチも既に生産が終了している。車種を減らして効率を高める方法で、今は国内向けに開発されたノートとノートオーラに力を入れている。
そこで標準タイプのノートに加えて、ボディが少しワイドな上級仕様のノートオーラ、スポーツモデルのノートオーラニスモ、SUV風のノートオーテッククロスオーバーとタイプを豊富にそろえた。
パワーユニットは、直列3気筒1.2ℓエンジンをベースにしたハイブリッドのe-POWERのみで、ノーマルエンジンは用意されない。その代わりノートに搭載されるe-POWERは、十分な動力性能を発揮させながら燃費も重視している。ノートオーラは、燃費性能は少し下がるが、動力性能が高められている。
機能の割に買い得なのはノートオーラで、特にニスモは注目される。専用タイプのエアロパーツ、アルミホイール&タイヤ、シート、サスペンションなどを装着して、ノートオーラGと比べた時の価格アップを約25万円に抑えた。
【見どころ】内装の質感はミドルサイズ並み
インパネなどの内装を上質に仕上げた。特にノートオーラはインパネの上側にも布を貼るなど、上質感に配慮している。
【見どころ】e-POWERの加速感は静かで滑らか
e-POWERでは、エンジンが発電機を作動させてモーターが駆動するから、加速は滑らかだ。ノイズも小さく抑えた。