クロスメディア・パブリッシングは1月16日、書籍『「もしも夫が亡くなったらどうしよう?」と思ったら読む本』を発売した。著者は税理士の島根猛氏。価格は1,628円。

具体的な対応方法を丁寧に解説

  • 『「もしも夫が亡くなったらどうしよう?」と思ったら読む本』表紙

男性と比べて平均寿命の長い女性は、夫以外にも様々なかたちで相続に直面することが多く、非常に難しい問題になりやすい現状がある。本書は、著者の豊富な相談事例をベースに作成したケーススタディーを交え、相続の手続きをスムーズに進めるための準備や、実際に相続が発生したときの具体的な対応方法を丁寧に解説していく。

①「『もしも夫が亡くなったら』を具体的に想像し、起こりうる問題を想像して心構えをしておくこと」、② 「相続で起こりうる問題に対して『残された自分が人生を豊かに生きる」という視点を最重視して対処すること」、③ 「①と②を踏まえ、相続の基本の流れを、簡単にでも事前に理解しておくこと」の3つのポイントを掘り下げて説明。さらに第2章では、実際の相続のケースを元に代表的な事例を掲載し、相続やそれに付随して起こりうる問題を具体的にイメージしやすくなっているという。

内容は下記の通り。

はじめに 相続は誰のためのもの?
第1章 「万が一のこと」を具体的に考えてみよう
    ――残された妻が直面する相続の問題とは?――
第2章 トラブルの実例に学ぶ
    ――残された妻や家族を困惑させた5つの相続の話――
第3章 10カ月間で、何をどうすればいい?
    ――相続で「起こること」と「やるべきこと」の基本――
第4章 「残された妻の人生を豊かにする相続」を叶えるために
おわりに

著者の島根猛氏は、島根税理士事務所代表税理士。24歳で税理士試験に合格。大学卒業後に専門学校での税理士講座講師、某保険会社の営業職を経験。その後、税理士法人にて税理士業務の基礎を学び、27歳で税理士登録。以降、相続税のエキスパートとして年間100件以上の相続案件に携わる。