野球選手の名言集! 大谷翔平・イチローらのかっこよくて短い一言を紹介

プロ野球は老若男女問わず、幅広い世代のファンに愛されているスポーツです。ほんの一握りのプレイヤーしか立つことができない舞台で、選手たちは華麗なプレーを披露し多くのファンを魅了していますが、その裏で絶え間ない努力や苦悩などを経験しているものです。

本記事では、プロの野球選手や引退した野球選手などが残したかっこいい名言を紹介します。また、野球漫画・アニメに登場する胸を打たれる名言もあわせて紹介。困難に直面したときなどに参考にしてください。

• プロ野球選手や引退した選手などが残したかっこいい名言や、野球漫画などに登場する言葉を紹介する記事です

現役プロ野球選手の名言

国内や海外で、すばらしいプレーを見せる現役のプロ野球選手たち。まだまだこれからの活躍が期待される中、すでに名言や格言を残している選手が多くいます。

ここからは、2022年時点で現役のプロ野球選手の名言を4つ紹介していきます。

• すばらしいプレーで観客を魅了する現役のプロ野球選手たちは、すでにたくさんの名言を残しています

田中将大の名言

遠い未来は目指さない。常に明日の目標をクリアし続ける。

ニューヨーク・ヤンキースや東北楽天ゴールデンイーグルスにて、多くの実績を収めている田中将大選手の名言です。

これまでに新人王やベストナイン賞、沢村賞など数々のタイトルを獲得した田中選手ですが、この名言から地に足のついた努力を続けてきたことがうかがえます。

目標達成が遠く感じるときや、モチベーションが上がらないときなどに思い出したい言葉です。

坂本勇人の名言

うまくならないですよね、自分の感覚でずっと野球やってたら。人の感覚を取り入れないと。

高校生ドラフト1巡目で読売ジャイアンツに入団し、シーズンMVPへの選出や、数回にわたるゴールデングラブ賞の受賞経験などもある坂本勇人選手。

国際大会への出場経験も豊富で世界でもその実力を認められている選手ですが、周囲からのアドバイスをうまく取り入れながらパフォーマンスを発揮してきたことが伝わります。

自己流の方法で解決しようとしてうまくいかない場合は、この名言を思い出してみてはいかがでしょうか。

ダルビッシュ有の名言

練習は嘘つかないって言葉があるけど、考えてやらないと普通に嘘つくよ。

ダルビッシュ有選手は、北海道日本ハムファイターズやメジャー・リーグの複数の球団で活躍する投手です。

恵まれた体格を活かした速球と、多彩で質の高い変化球などを使い分けることで知られますが、常に現状に満足せずに試行錯誤しながら練習を続けてきたことがうかがえます。

何事も頭を使って考えながら取り組む必要があることや、効率よく行うことの重要性などを教えてくれる名言です。

大谷翔平の名言

やれるかやれないかではなくて自分次第。

近代野球では異質とも言える投手と打者の「二刀流」で活躍する大谷翔平選手。投打において突出した才能を発揮しており、メジャー・リーグでも華々しい活躍をしています。

そんな大谷選手の名言からは、自分の意志を強く持ち、練習や試合などに取り組んできたことがうかがえます。

ビジネスやほかのスポーツなどにも活かせる名言のため、座右の銘として心に留めておくのもいいでしょう。

監督経験者の名言

プロ野球選手はユニホームを脱いだ後も監督業やコーチ業などを通じ、さまざまな知見を吸収する機会があります。また、他の一流アスリートらと対談するようなこともあります。

野球という競技を通じてさまざまな経験をした彼らの言葉には重みがあり、人生において教訓となるものも少なくはありません。ここからは監督として多くの選手たちを率いてきた4人の言葉を紹介します。

• 野球を通じてさまざまな経験をした元プロ野球選手たちは、人生に役立つ数多くの名言を生んでいます

長嶋茂雄の名言

挫折してもプライドは失わない、それは努力しているからだ。

首位打者6回、MVP5回、ベストナイン17回など数々のタイトルを獲得する一方で、華のあるプレーで人々を魅了し、記憶にも記録にも残る「ミスター・プロ野球」こと長嶋茂雄氏。

長らく野球に携わってきた長嶋氏は、人々に勇気を与える数々の名言を残しました。努力することのすばらしさを語ったこの名言は、挫折したり壁にぶつかったりした人の背中を温かく後押ししてくれます。

王貞治の名言

敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが明暗を分ける。

長嶋茂雄氏とともに読売ジャイアンツの9連覇に大きく貢献し、「日本プロ野球界最高の打者」とも称される世界のホームランキング・王貞治氏。868本もの本塁打を放った現役時代はもちろん、初代WBCの優勝監督を経験するなど、指導者としても数々の実績を残した人物です。

そんな王氏のこの名言は、人生において自分との戦いに打ち勝つことの重要さを教えてくれます。

つい他人と比較しすぎたり周囲のことが気になりすぎたりする人は、この言葉を座右の銘にしてみてはいかがでしょうか。

星野仙一の名言

野球やってて本当によかった。ずっと野球と恋愛してよかった。もっともっと野球に恋をしたい。

星野仙一氏は、現役時代にプロ野球唯一となる「最多セーブ投手と沢村賞のダブル受賞」を達成。引退後は監督として、史上初の「セ・リーグ2球団での優勝」を成し遂げた人物です。

「闘将」「燃える男」などの呼び名があり、選手に対して厳しい一面を見せることで知られる星野氏ですが、野球を何よりも愛していることがこの名言から伝わります。

何事も結果が出ないとつらく感じてしまうものですが、そんなときは愛を持って取り組むことを意識してみるといいでしょう。

野村克也の名言

金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流。

現役時代は強打者として、監督時代はデータを駆使した「ID野球」を確立した人物として知られる野村克也氏。

監督時代は選手たちとのミーティング時に人生訓などを散りばめた「野村の考え」を説き、プロ野球選手である前に1人の成熟した大人であれ――というメッセージを送りました。この薫陶を受けた高津臣吾氏や辻発彦氏ら「野村チルドレン」が名指導者として名を馳せました。まさに野村氏は「人を残した」わけです。

ビジネスシーンにも活かせる考え方のため、座右の銘としてそばに置いておきたい名言です。

金本知憲の名言

現状に満足したらそれで終わり。

世界記録である1,492試合連続フルイニング出場の記録を持ち、「鉄人」と呼ばれた金本知憲氏。MVPや7度にわたるベストナイン賞の受賞など、輝かしい実績を誇る彼の名言から、現状に満足することなく貪欲に努力を続けてきたことがうかがえます。

仕事や趣味などにおいて、現状維持で満足してしまう人は決して少なくないでしょう。そんなときはこの名言を思い出し、勇気を持ってさまざまなことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

元プロ野球選手の名言

ここからは、2023年時点で監督経験がまだない2人のレジェンドの名言を紹介します。壁にぶち当たったときや困難に直面したときなどに参考にしてみましょう。

イチロー(鈴木一朗)の名言

自分がわからないことに遭遇するときや、知らないことに出会ったときに「お、自分はまだいける」と思います。

イチロー(鈴木一朗)氏は「NPB初のシーズン200本安打」「日本人選手初のメジャー通算3,000本安打」など、日本プロ野球界に燦然と輝く数々の金字塔を打ち立てたレジェンド中のレジェンドです。

そんなイチロー氏の残した名言からは、彼が新しいことへの挑戦や自分の可能性を信じることなどを大切にしていた様子が見てとれます。

未知の領域へのチャレンジを恐れがちな人は、ぜひこの名言を座右の銘としてみてはいかがでしょうか。

松井秀喜の名言

悔しさは、それに耐えられる人間にしか与えられない。

「ゴジラ」の愛称で親しまれ、日本プロ野球界やメジャー・リーグなどで華々しい活躍を見せた松井秀喜氏。

日米通算で500本以上のアーチを放ち、日本と米国で1,768試合にわたり連続試合出場を果たした松井氏でしたが、2006年に選手生命を脅かす左手首の骨折に見舞われます。このアクシデント以降、徐々にけがに悩まされるようになりました。

この名言には、苦難を耐え抜き努力を続けた彼の姿勢が現れており、困難を乗り越えることの大切さを私たちに教えてくれます。

かっこいいだけじゃない! 野球の漫画やアニメの名言

野球に関連する名言は、野球を題材にした漫画・アニメでも多く見られます。これまでに野球漫画やアニメにおいて、かっこいい名言や心に刺さる言葉がいくつも生み出されており、日常生活に活かせるものもたくさんあるでしょう。

ここからは、そんな野球漫画・アニメに登場する名言を2つ紹介していきます。

• 野球を題材にした漫画・アニメにも、かっこいい名言や心に刺さる言葉がたくさん登場します

『MAJOR』の名言

野球は一人じゃできません。いえ、野球にかぎらずどんなスポーツも人との信頼や友情があってこそ、その先にある勝ち負けに意義があるんです。

主人公の本田吾郎が、父である「おとさん」と同じプロ野球選手を目指し、メジャー・リーグに挑戦する様子を描いた『MAJOR』。

この名言は、親を亡くした吾郎を引き取り母親として育てていた星野桃子によるもので、勝ち負けにとらわれずに、信頼や友情を大切にすることを教えてくれるものです。

スポーツに限らず、ビジネスなどにおいても同僚やチームメンバーとの信頼関係は大切なもの。つい目先の利益を追い求めてしまいそうになるときなどに、積極的に思い出したい名言です。

『ROOKIES』の名言

夢にときめけ! 明日にきらめけ!

『ROOKIES』はドラマ化もされた野球漫画で、熱血教師と不良たちが甲子園を目指す様子に心を動かされた人も多いでしょう。

「夢にときめけ! 明日にきらめけ! 」は、『ROOKIES』で最も有名な名言といっても過言ではなく、ドラマの作品紹介ページにも記載されています。

夢を持つ大切さを教えてくれる言葉で、座右の銘とするのにおすすめの名言です。

短いフレーズでも心に刺さる野球の名言を紹介しました

野球は子どもから大人まで競技人口が多く、これまで野球をとおしてさまざまな名言や格言が生まれています。困難を乗り越えた野球選手の名言・言葉を知っておくと、日々の生活における悩みや問題に活かせるでしょう。

現役のプロ野球選手や引退した野球選手、野球漫画・アニメの名言などから大切なことを学び、これからの人生に役立てていきましょう。