鈴鹿央士

川口春奈が主演を務める木曜劇場『silent』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)の上映会&トークイベントが11月27日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、鈴鹿央士、藤間爽子、村瀬健プロデューサー、さらには“ファン代表”として若槻千夏が登壇。未公開シーンの上映に加え、ドラマの裏話を語り合った。

生方美久のオリジナル脚本となる今作は、主人公の青羽紬(川口)が高校時代の恋人である佐倉想(目黒蓮/Snow Man)と“音のない世界”で再会を果たす、切なくも温かいラブストーリー。鈴鹿は紬の元恋人で想の親友・戸川湊斗役、藤間は紬の親友・横井真子役を演じている。

キャスト陣より一足先に客席から“ブルーのニット”で登場した若槻は、「後ろ姿、紬です」とにっこり。さらに、第5話で放送された真子が湊斗に“恋している紬の可愛さをプレゼンするシーン”の未公開映像が会場限定で上映されると、若槻は「一人ひとりの人間性が伝わるいいドラマですね」と涙を浮かべた。

ここで鈴鹿と藤間、村瀬プロデューサーが登場。撮影の雰囲気について、鈴鹿は「クリエイティブな現場」とし、「行くのが楽しいですし、撮影している時間が研ぎ澄まされていく感じもあって、良い現場だなとずっと思っています」と充実の表情。実はこの日も第9話の撮影を行っていたそうで、鈴鹿は「リアルタイム感があって楽しい」と話した。

一方の藤間は、川口と高校時代のリアル同級生。「春奈が私のお尻をポンポンってして、私が春奈の背中をツンツンってして、会話をしないで『今日もよろしく』みたいな。あとは春奈がマッサージをよくしてくれるので、ボディタッチで関係を深めています」と語った。

ここで、冒頭で上映された未公開シーンの話題へ。村瀬は「(毎回、脚本が)1時間半くらいあるものを1時間にするので、こういうシーンがいっぱいあるんですよ」と紹介。同シーンは“キラキラ”と“ぽわぽわ”という名言も誕生した場面で、鈴鹿は「僕はぽわぽわって言われたい。落ち着いて生活したいです」と話して和ませた。

そんな鈴鹿のキャスティングについて、村瀬は「『六本木クラス』があったので、両立はしないんじゃないかと一回諦めたんです。でも、やっぱり諦められなくて、もう一回オファーをして。そのときは台本があったので『読んでください』と言ったら、事務所の方がこれはなんとかしたいと言ってくれた」と、湊斗の誕生秘話を告白。

藤間については、「『マイファミリー』を見て、すごく印象に残っていて。紬の友達を誰にするかと考えたときに、ポンッとこの子だと思って結構早めにオファーをしたんです。そうしたら、あるタイミングで川口さんとリアル同級生だと聞いて、『きたー』と思った」と打ち明けた。

また、これまでに“紬がハンバーグを作りながら湊斗と電話するシーン”は、実際に電話を繋いで撮影されたということが公になっていたが、実は第7話で“湊斗と真子が友人の結婚式について話すシーン”についても、実際に鈴鹿が電話の相手をしていたことが明かされた。鈴鹿はそのために少し早く現場入りしたそうで、藤間は「相手がいるといないで全然違うので、お芝居がやりやすかった」、鈴鹿は「私服にノーメイクで、湊の部屋のテーブルにある椅子に座って電話してました」とそれぞれ振り返った。

さらに鈴鹿は、「目黒さんは、クランクインしてから20日間くらい一度も会えなくて。ずっと想のことを思いながらお芝居してたので、やっと会えたときは本当に嬉しかったですね」としみじみ。焼肉屋のシーンでは、撮影の合間にもアプリを使って会話をしていたといい、「“あだ名考えた”って見せてきて、『なんですか?』って聞いたら、“赤ちゃん”って書かれていて。ベイビーらしいです」と苦笑い。「『あだ名なんですか?』って聞いたら、“めめって呼ばれます”と言っていて、いつか呼びますって」と続けると、若槻は「スマホでやり取りしてるの? ドラマみたいに? かわいいねぇ」と目尻を下げた。

最後に、MCの新美有加アナから劇中の一幕を再現するように「コーヒーとココア、どっちがいい?」と聞かれた鈴鹿が、「コンポタ」と紬の台詞を引用すると、観客からは大きな拍手が。最近は現場にコンポタが用意されていることが多いそうで、「今年は(コンポタを飲む)ペースが早めですね」と笑顔を見せていた。