南勝は11月22日、「おうち売却の達人」を運営する全国不動産売却安心取引協会が実施した「空き家」についての調査の結果を発表した。調査は10月27日〜28日、40歳以上70歳未満の男女4,000人を対象に行われたもの。

  • 所有している空き家のある場所

まず、自身または配偶者が所有している空き家はあるか聞いたところ、「ある」が11.4%、「ない」が88.6%となった。

「ある」と回答した457人に「所有している空き家のある場所」を尋ねると、「地方都市」が41.1%で最多となり、以下「それ以外」が13.1%、「5大都市以外の政令指定都市」が12.9%、「東京23区」が9.4%、「5大都市」が9.0%、「山間部」が8.5%、「首都圏の主要都市」が5.9%で続いた。

空き家のままにしている理由については、「解体はお金がかかる」が25.4%で最も多かったが、「売却したくても買い手がいない」(23.2%)や「活用したいが、どうしてよいかわからない」(23.0%)、「今後住む予定がない」(22.5%)といった回答も目立った。

  • 空き家のままにしている理由

その空き家について不動産のプロに相談するなら、何を一番相談したいか尋ねると、「売却したい」が36.5%で最も多く、次点の「何かに活用したい」(17.1%)と20%ほど差が開く結果となった。

  • 所有している空き家をプロに相談するなら、何を一番相談したいですか?