劇場アニメ「カメの甲羅はあばら骨」×iZooのコラボPVより。(c)2022 カメの甲羅はあばら骨製作委員会 (c)川崎悟司 / SB クリエイティブ

劇場アニメ「カメの甲羅はあばら骨」と静岡県にある体感型動物園・iZoo(イズ―)とのタイアップが決定。コラボPVが公開された。

「カメの甲羅はあばら骨」の原作が“体感型動物図鑑”であることにちなんで実施される今回のタイアップ。コラボPVは、ヒャダインが歌うiZooの公式テーマソング「iZooはいずこだ !? 伊豆!iZoo!」に乗せて、カメ田やカエル川が次々に出現する映像に仕上げられた。この発表に併せて、「カメの甲羅はあばら骨」の原作者である川崎悟司、iZoo園長の白輪剛史氏からコメントが到着。白輪氏は映画について「斬新な映画で新鮮。なかなか理解するのに難しく、笑っていいのか、感動していいのか、自分の感情をコントロールできない迷宮に落とし込む凄さがこの映画にはあった」と語っている。

iZooの公式Twitterアカウント(@iZoo_iZoo_)では映画公開に合わせ、川崎のサイン入り原作本が抽選で当たるキャンペーンを開催。また10月22日から11月30日までの期間中、iZooのほか、同じく静岡県にある体感型カエル館・KawaZoo(カワズー)の園内に、限定スタンディが掲出される。

北海道・札幌市円山動物園、山形県・鶴岡市立加茂水族館とのタイアップも決定した。札幌市円山動物園では10月15日から11月30日まで、園内の各動物舎に動物人間のパネルが登場し、動物の骨格や特徴についてイラストでわかりやすく解説。特別ガイドの参加者には、映画のオリジナルシールがプレゼントされる。一方クラゲの展示種数が世界一の鶴岡市立加茂水族館では、10月14日から11月30日まで、SNS投稿キャンペーンを展開。館内で写真を撮って、Twitter、TikTok、Instagramに指定のハッシュタグを付けて投稿した人に、映画のオリジナルシールが進呈される。

10月28日に公開される「カメの甲羅はあばら骨」は動物たちの体の仕組みを、人間の体を変形させた姿によってわかりやすく紹介する同名の“体感型動物図鑑”が原作。ごくごく普通の高校を舞台に、カメ田とカエル川の成長と葛藤、そして青春の日々が描かれる。

川崎悟司(原作者)コメント

カメの甲羅は実は人間の言うところのあばら骨。
トカゲやカエルなど指の形や肘、足首など体の各部を見ながら、自分の体と比較して観察すると面白い。

白輪剛史氏(iZoo園長)コメント

動物達の特徴をヒトに置き換えて描くとこんなにもシュールになってしまうのかと新感覚の感情が芽生えた。
斬新な映画で新鮮。なかなか理解するのに難しく、笑っていいのか、感動していいのか、自分の感情をコントロールできない迷宮に落とし込む凄さがこの映画にはあった。
日本人にとってカメは 頑張り屋で努力家で長生きで縁起がいい生き物として好かれている。 日陰者のカメでもやはり描かれる時はいい奴になる。 カメは得な立ち位置にいるのだ。
しかし、異種間の協調は無理であり、骨格や体型からも交雑は無理なのだと改めて感じた。

劇場アニメ「カメの甲羅はあばら骨」

2022年10月28日(金)ロードショー

スタッフ

原作:川崎悟司「カメの甲羅はあばら骨」(SBクリエイティブ刊)
監督:モリ・マサ
脚本:田中眞一、モリ・マサ
企画:Studio Outrigger
アニメーション制作:タイプゼロ
製作:カメの甲羅はあばら骨製作委員会
配給:イオンエンターテイメント、アスミック・エース

キャスト

カメ田カメ郎:清水尋也
カエル川エル隆:磯村勇斗
ライオン寺ライ王:江口拓也
フラミンゴ塚フラ美:上國料萌衣
キリン沢リン太郎:野津山幸宏
ウマ渡ウマ龍馬:森本晋太郎
ウサギ林ウサ蔵:でんでん
ワニ渕ワニ平:栗田航兵
ワシ崎ワシ也:四谷真佑