山田涼介

ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系、毎週水曜22:00~※初回15分拡大)の記者会見が、放送開始日となる10月5日に都内で行われ、主演の山田涼介(Hey!Say!JUMP)とヒロインの川栄李奈が登壇した。

本作は、累計130万部突破の同名コミックを映像化。連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジ(山田)がある日、自らが二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないと自身を疑い始めたことから始まる二重人格サスペンス。

もともと原作を読んでいたという山田は、「この原作を民放のドラマでどこまで表現できるのだろうかという疑問はすごくあった」と本音を吐露しつつ、「だいぶ攻めたドラマがこの時代に生まれたな、という確かな手応えを感じている」と自信をのぞかせた。

二重人格という難役に挑む山田は、「20代最後に、今まで培ってきたもののすべてを出してやっと成立するような役というか、自分でも知らない自分みたいなものを模索しながら日々頑張っている」とコメント。さらに、「今年グループが15周年を迎えて、ドラマの主演が15回目と、いろいろとメモリアルなことも重なっていて。僕自身、並々ならぬ思いを込めながら演じさせていただいているので、このドラマをきっかけに山田涼介の新たな表情が視聴者の方々に届けばいいなと思っています」と気合を入れ直した。

クランクインから2か月ほど経ち、現場は今までにないほどに「大変」という2人。その理由について、山田は二重人格を演じる難しさに加え、「僕が拷問されるシーンがあるんですけど、本当に拷問されてまして」と苦笑い。「嘘でしょと思うかもしれないけど、本当にされてるんですよ」と念を押し、「監督がリアリティを求めてるのか、山田涼介が苦しんでいる姿がただ単に見たいのか」とジョークを交えつつ、「すべてを加味して、今までに味わったことのない経験をしている」と語った。

一方川栄は、「真夏の暑い中、冬服を着て朝から夕方まで撮影することがあって、そこはキツいなって思いました」と話し、「山田さんが毎日アザを作って頑張っていて。こっちも泣けるくらいに本当に頑張ってくださっているので、その頑張りに負けないようにやっています」とハードな撮影に挑む山田を労った。

そんな川栄は、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』以来の連ドラ出演。「今作で朝ドラの経験が生かされている部分」について問われると、「もちろん、ありますよ」となぜか山田がコメント。「ふふふっ」と笑った川栄は、山田を見つめて「何かありますか?」と逆質問。山田は「あるわけないでしょ、出てないんだから! 俺、朝ドラ」と即答し、互いに大笑い。気を取り直し、川栄は「台詞の覚えがすごく早くなったりとか、朝ドラは結構体力がいる撮影だったので、体力的には今あり余っている状態です」と話した。

さらに、「朝ドラのヒロインと同じくらい山田さんの役は大変だと思います」と力を込め、「拷問もそうですし、台詞量もそうですし、朝から晩まで撮影をして他の仕事もやられているので、『本当にすごいな』と思いながら近くで学ばせてもらっています」と続けると、山田は「たぶん次の朝ドラのヒロイン、僕がやってます」とにっこり。大爆笑の川栄を横に、「大丈夫ですか? こんなふざけた会見で」と話して報道陣を笑わせた。

また互いの二面性について聞かれた川栄は、「自分が芸能界に入る前から山田さんはずっとテレビで活躍されていて。小さいときから見ていて、ルックスがまったく変わらないじゃないですか」と前置きした上で、「撮影のシーンがすごく爽やかに終わって、カットがかかった瞬間、(腰に手を当てて)『疲れたぁ~』って」と暴露。山田はすぐさま「来年30(歳)のおじさん感出すのやめてよ!」とクレームを入れるも、川栄は「そこで現実に戻るみたいな。二面性はそこで見れるかな」と楽しそうにほほえんだ。

最後に山田は、「原作を知らない方は本当に驚いてください、騙されてください、ドキドキしてください」とメッセージ。「毎週水曜夜10時が、皆様にとって悩ましい夜になるんじゃないかと思うので、是非ドラマを楽しみながら考察していただければ」と呼びかけ、締めくくった。