「夏」、自転車に乗るときの「暑さ対策」とは? 自転車声優・野島裕史が実践するオススメ対策を紹介!
声優界随一のサイクリスト・野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。8月7日(日)の放送は、野島裕史のサイクルコラム「暑い日を快適に! 夏の自転車の乗り方」をお届けしました。

パーソナリティの野島裕史

◆あくまで、“夏好き”な僕の対策ではありますが…

野島:夏は暑いので、自転車通勤には気をつかいますよね。 汗だくで職場に行くわけにもいかないので、少しでも涼しく自転車に乗りたいなということで、毎年この季節になるとお話ししているのですが、あらためて(自転車に乗る際の)暑さ対策についてお話していきたいと思います。

とはいえ、完全に“涼しい~!”っていう感じで現場に到着するのは無理なので、とりあえず駅から会社まで徒歩5分ぐらいと想定して、それと同じぐらい、ハンカチで拭う程度の少しの汗は許してください。

まず大事なのは、ペダリングです。基本的に自転車は、徒歩よりも多く風を受けるので、徒歩よりは暑さを感じにくいです。でも、グイグイと運動強度を上げてペダルを漕いでしまうと、体内温度が上がってしまうので、いくら風を受けていても信号で停車した瞬間に汗がぶわっと滝のように出てきて、とても暑くなってしまいます。

なので、徒歩と同じぐらいのエネルギー消費、徒歩にちょっとプラスアルファするぐらいのエネルギー消費で自転車を漕ぐことをおすすめします。電動アシスト自転車だったらそれが余裕で可能ですが、今回はロードバイクで考えたいと思います。

(夏は)ギアをいつもより2段、3段ぐらい軽くして(ペダルを)漕いでください。そして、速度も控えめにする。速度が控えめだと風をあまり受けないのでは? と思うかもしれませんが、それでも徒歩より全然、風を受けます。

例えば、歩きながら携帯扇風機を持っている人がいますが、それ以上は風を受けることができるので、それほど急がなくても意外と涼しく乗ることができます。

そんなわけで、僕は冬よりも夏のほうが自転車通勤時間の計算を長く考えています。冬に1時間で行けるスタジオだとしたら、夏の場合は1時間半ぐらい大きくとって、冬の1.5倍ぐらいで考えています。

それは、(汗をかきすぎないために)あまりスピードを出さないというのもありますが、途中でクールダウンタイムを設けたいからです。中間地点あたりでコンビニやスーパーに入って、ドリンクを買いつつクールダウンする。もしくは、現場に到着してからカフェやコンビニでドリンクを買いながらクールダウンしてからスタジオに入ると考えているので、冬よりも夏のほうが時間を長く考えています。

あとはやはり服装ですね。速乾性能のある服装が良いので、サイクルジャージやスポーツメーカーから出ているウェアがおすすめですが、その場合は着替えを持参する必要がありますよね。

最近、スポーツメーカーや自転車向けのアパレルブランドでも、比較的カジュアルすぎない、スポーティーすぎないものや、ちょっとフォーマルチックな速乾性のある服もあるので、そういったものを探して着るのもありかと思います。

あと僕がよくやるのは、出発前に着ているシャツに冷感スプレーをしておくと、これが思いのほか効果があって、少ない風でも相当ひんやりします。これはかなりおすすめですね。自転車に乗っている間も30分ぐらいは、ひんやり感が続くので、その間はあまり暑さを感じません。

そして、保冷剤や凍らせたペットボトルを背中に背負っていると(当たる部分の周辺が)ひんやりしますし、信号待ちのときに首元の太い血管がある部分にあてがうと急速にクールダウンできます。

そんな工夫をしていると、意外と徒歩と変わらない、またはそれ以下の暑さ程度で、1時間以内であればサイクリングや自転車通勤をすることができると思います。

これはあくまでも“夏好き”な僕の対策であって、ご参考程度にしていただければと思います。暑さや寒さを感じるのは個人差があって、体質的に暑さが苦手だったり、汗が出にくかったりという人もいますので。体調が優れない方は、絶対に無理をしないでください。どうしてもサイクリングや自転車通勤をしたいときは、曇りや涼しい日にするようにしてください。くれぐれも熱中症には気をつけながら、夏の自転車を楽しんでください。

次回8月14日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、野島裕史のサイクルコラム「カングーライフ」をお届けします。お楽しみに!

<番組概要>

番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国23局ネット

放送日時:TOKYO FMは毎週日曜朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)

パーソナリティ:野島裕史

番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj