SNSではしばしば「絵画のような風景を撮った写真」が話題になりますが、ときには「写真のような絵」が注目を浴びることも。

色鉛筆画家の音海はるさん(@huwahuwa1_25)が描いた“写真にしか見えない猫”に、驚きと称賛の声が集まっています。

色鉛筆で猫ちゃん描きました〜!(・∀・)(@huwahuwa1_25より引用)

  • (@huwahuwa1_25より引用)

これがタイムラインに流れてきたら、パッと見、完全に「写真」ですよね。ところが、これは色鉛筆で描いた「絵」。猫の瞳の輝きやモフモフした毛の質感まで、実にリアルに描写されていて、今にも動き出しそうな生命力を感じます……!

リプライや引用リツイートでは、「えっ…本物じゃないの⁈って3度見してしまいました」「どんなに拡大して目を凝らしても未だ絵だと信じられない」「すごーい! 透き通る瞳に吸い込まれます」といった驚きや称賛の声が続出。

猫飼いさんからは「うちの子かと思った」「ウチのもふもふにそっくりでびっくりしました」というコメントも多数寄せられました。

いったいどうすればこれほどリアルな猫が描けるのでしょうか。制作者の音海はるさんにこだわったポイントなどをうかがいました。

「色鉛筆の猫」、投稿者に聞いてみた

――こだわったポイントは?

こだわったポイントは首周りの毛並みで、硬すぎず柔らかすぎない絶妙なもふもふ加減を表現したところです。思わず触ってみたくなるような毛並みを目指し、本作品の中で最も時間をかけ、慎重に描いていきました。

  • (@huwahuwa1_25より引用)

――こちらは制作途中の様子。非常に緻密に描き込まれていることがよくわかりますね。

  • (@huwahuwa1_25より引用)

  • (@huwahuwa1_25より引用)

――7月27日には書籍『音海はるの「ねこぬりえ」BOOK』も出版されます。こちらはどのような本でしょうか?

「ねこぬりえ」は、猫が好きでリアルなぬりえに挑戦したい方や、飼われているペットの絵を描くための練習、また自由にオリジナルの塗りを楽しみたい方にぜひ手に取ってもらいたい一冊です。


『音海はるの「ねこぬりえ」BOOK』は、7月27日に双葉社から発売予定。メインクーン、マンチカン、ロシアンブルー、ミヌエットなど全15の作例とともに、よりリアルに仕上げるためのぬり方やコツが解説されています。

写真よりもあたたかみが伝わる「ねこぬりえ」に挑戦してみたい人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。