『TRIGUN STAMPEDE』最新情報がAXで発表!ヴァッシュ役は松岡禎丞

内藤泰弘の人気SFガンアクションコミック『トライガン』が、『TRIGUN STAMPEDE』として2023年のオリジナル新作アニメ化が決定。7月3日、アメリカ・ロサンゼルスで開催されている世界最大級のアニメイベント「Anime Expo 2022」にてティザービジュアルとPV、並びに一部スタッフ&キャストが発表された。

>>>新たなるヴァッシュの勇姿!『TRIGUN STAMPEDE』PV場面カット&AXイベントの模様を見る(写真17点)

過酷な世界を生きる平和主義者の賞金首である「人間台風(ヒューマノイドタイフーン)」こと伝説のガンマン「ヴァッシュ・ザ・スタンピード」が己に課された運命に立ち向かう姿を描いた『トライガン』は、98年にTVアニメ化、2010年には劇場版アニメ『TRIGUN Badlands Rumble』が公開され、世界中のアニメファンに支持される人気作となった。

それだけに新作『TRIGUN STAMPEDE』への注目度は非常に高く、原作者・内藤泰弘氏をはじめ、コンセプトアートを担当した田島光二氏、そしてオレンジの和氣澄賢プロデューサー(以下、和氣P)、渡邊喜洋プロデューサー(以下、渡邊P)、東宝の武井克弘プロデューサー(以下、武井P)たちが登壇したトークショー「TRIGUN STAMPEDE Lock 'n Load Panel!!」には、現地の大勢のアニメファンが詰めかけた。

最新情報の発表前には、内藤氏から『トライガン』への熱い思いが語られた。

「描き終わった後で改めて自分の仕事を見た時に、地面に描かれた血の跡のようだった。本当に苦しんで、のたうち回って描いてきた。あの時生きてた僕の全てが入った、血の跡です」

何故今『トライガン』をアニメ化するのかを問われた武井Pは、「一言でいえば『トライガン』が好きだからです。私は中学生の時にアニメを観て、初めて『トライガン』を知りました。そして月日が経ってアニメの仕事に携わっていますが、やはり90年代末のアニメが特に好きなのです。あの頃のスケール感がある、骨太なアニメを自分が観たいと思ったからです。優れた原作をもとに、最新の技術でアニメーションにしたら最高に面白いものができるんじゃないか、と思い企画しました」と企画の原点を語った。

続いてティザービジュアルが公開。ヴァッシュがロープに吊るされながら、その重厚な愛銃をつかもうと手を伸ばすアクロバティックなポーズのビジュアルが披露された。

「今回『TRIGUN STAMPEDE』というタイトルになったのは、ヴァッシュの物語を掘り下げたいと思ったから。この絵一枚からも新しいことをしていることが伝わると思う。」と武井Pが語り、その流れで本作の監督を務めるのが武藤健司氏であることが発表された。

その後、コンセプトデザイン・キャラクター原案を務める田島氏のコンセプトアートがスクリーンに映ると、大きな歓声が。田島氏は「和氣さんから『ハリウッド版のトライガン』をやってほしいと言われ、僕の方でもイメージが湧いてきました。このコンセプトアートは、自分がやってみたい『トライガン』とは何か?と考えて、1枚目に描いた画です。」と語った。

続いて、本作のPVも初公開。原作の幼い日のヴァッシュと双子の兄・ナイヴズ、気になる二人の関係などを映し、後半は成長したヴァッシュが魅せる迫力のガンアクションも。観終えた会場のファンから大きな拍手が贈られました。

PVのラストクレジットで、主人公・ヴァッシュを松岡禎丞、その兄・ナイヴズを池田純矢、二人を見守る女性・レムを坂本真綾、幼少期のヴァッシュを黒沢ともよ、同じく幼少期のナイヴズを花守ゆみりが担当することも明らかになった。

続けて武藤監督からのビデオコメントが上映され、本作で大切にしていたこと、そして内藤氏の素晴らしい原作、田島氏の描いたコンセプトアートなどから新たな『トライガン』が生まれたことが語られた。

さらに和氣Pより「世界の人々に届けられる作品を作りたいと思いました。その中で、フェイシャル(表情豊かな映像表現)をこだわり、豊かな表現で感情を表すようなアニメーションが作りたいと思って制作しています」、 武井Pより「何故もう一度やるのかというと、新しいことに挑戦することであり、CG、そして最高のCGを作ってくれるオレンジさんにお願いしたく、企画しました』と挑戦したポイントが語られた。

さらに武井Pからは、シナリオに関して「すごく長い時間をかけて、内藤氏とも沢山の意見を交換し作り上げていき、新しい『トライガン』を作るために突き進んでいる」、さらにキャラクターボイスについて「シナリオ、画作りも新生するために新しいキャスティングをしました。まずはPVをご覧いただければ、そこにはヴァッシュがいます」という発言も。

最後には登壇者からそれぞれ以下のメッセージが送られ、イベントは盛況の中、終了となった。

内藤泰弘「さっきPVを見て頂いた皆さんの反応が本当に素晴らしかったです。昨日食べたピザの味をすべて忘れました(笑)僕たちは前に進みます。トライガンは前に進みます。そして、今ここで、今この時間で日本で作っている監督とスタッフに、どうか力を与えてください。お願いします」

田島光二「PVを見て、5年前から作ってきたものがこうやって形になったということを感じて泣きそうになりました。そして、さっきファンの皆様と一緒に観て、また泣きそうになりました。これから400枚描いたデザインから、どんどんかっこいいキャラクターたちが出ていくので、楽しみにていてください」

和氣澄賢「5年ほど前にこの企画をもらい、そこから5年間ずっと考え続けています。制作プロデューサーとして、凄いスタッフが集結して作れている作品だと思っています。実際の本編はPV以上にさらにすごいものになっています。是非楽しみにしていただければと思います」

武井克弘「『トライガン』の原点に戻り、王道のエンタテインメントを作っています。今までの『トライガン』とは違いますが、間違いなく『トライガン』になっています。是非、楽しんで頂きたいです」

まさに世界の注目を浴びる『TRIGUN STAMPEDE』、さらなる続報に期待したい。

(C)2023 内藤泰弘・少年画報社/「TRIGUN STAMPEDE」製作委員会

【ヴァッシュ・ザ・スタンピード役/松岡禎丞 コメント】

――作品へ出演が決まった時の感想をお聞かせください。

松岡 中学生の頃アニマックスで見ていたので、まさかと思いましたね(笑)

しかも僕自身がリメイク作品の役というのが、今回が初めてなので。

受かってありがたかったですけど、めちゃめちゃ緊張感ありましたよ、いや本当に!

――演じるヴァッシュの印象と、その魅力をお聞かせください。またどういった部分を大事に演じていますでしょうか。

松岡 良い意味でも悪い意味でも、すごくまっすぐな男性ですよね……。

飄々としてるんですけど内に秘めた思いというモノがものすごく重い。

何を考えているかわからなくて反感を買うことも多いんですけど、滲み出る人の良さはやっぱり周囲を放っておけなくさせるんでしょうね。抱きしめてあげたくなる男性、というような印象を受けます。

飄々とした部分とシリアスの具合が一気に切り替わるので、メリハリの利いたお芝居を意識しています。あとは心の強さですね。

――新しい「TRIGUN」を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いします。

松岡 昔からのファンの方々も、初めて見るよっていう方々も、皆さん楽しめると思います!

今回本当にCGの表現が鳥肌立つくらいすごいです!

嘘だろっ!?て思うぐらい動きます(笑)

お話もとっても見応えがあるので、是非多くの方々に観ていただきたいです!

頑張りました!よろしくお願い致します!!

▲松岡禎丞

(C)2023 内藤泰弘・少年画報社/「TRIGUN STAMPEDE」製作委員会