Dragon Ash・Kj「俺には世界を平和にできないかもしれないけれど…」大切にしている「青臭いロマン」とは?
木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。6月のゲストには、Dragon AshのKjさんが登場。2022年1月にリリースした木村のセカンドアルバム『Next Destination』に、Kjさんが楽曲「OFF THE RIP」を提供したことで、今回の対談が実現しました。6月26日(日)の放送では、Kjさんが自身の音楽活動への思いについて語りました。



◆震災時も音楽を届け続けた思いとは…
木村が「『東北ライブハウス大作戦』っていう震災復興支援に積極的に参加されてきたらしいね」と投げかけると、Kjさんは「震災以降、音楽が止まってしまった街に小さなライブハウスを作って、『音楽の灯を絶やさずにみんなの拠りどころを守っていこう!』っていうムーブメントを始めたボス(「東北ライブハウス大作戦」代表、ライブPAチーム「SPC」代表・西片明人さん)がいて。賛同した仲間たちや、自分たちのような後輩が、そのライブハウスにみんなで行って弾き語りしているんですよ」と経緯を語ります。

当時、震災の影響でJR仙石線(宮城県)が石巻駅まで開通しておらず、途中まで電車で行き、そこから車借りて約40km先の石巻まで向かい、弾き語りライブをしたことも。

「バンドで行くと大所帯だし大変じゃないですか。バンドマンなんで(弾き語りは)本望ではないけれども、音楽がまったく鳴らないよりは、弾き語りでも鳴ったほうがいいと俺たちは思うので、ギターだけ担いで……」と当時を振り返ります。

あらためて、こうした活動について「バンドカルチャーを好きな人はある程度知っているけど、でもそれはとても小さな話で。“俺たちの気持ちの問題”というか。それが結果的に、木村さんが(「東北ライブハウス大作戦」のことを)知るまでに至ることが、こういう活動で一番デカい(意味がある)と思っていて」とコメント。

続けて「だから、例えば俺と出会わなければ、このカルチャーを知らないかもしれないし、こういうムーブメントを知らないかもしれないじゃないですか。でも、俺が木村さんと会うことによって、木村さんがこれを知って、影響力のある方が口にしてくれることで、すごい人数のリスナーにこのムーブメントが届くのが、俺が一番したいことなんですよね」と思いを語ると、木村は「ラジオを聴いてくれている人たちのなかには、『えっ!? その弾き語り聴きたいよ!』っていう人が絶対にいると思うし」と大きくうなずきます。

また、Kjさんは「“餅は餅屋”だと思う」と言い、「俺らにはできないことのほうが多いけど、でも、“音楽で変えられる何か”っていうものも、ゼロじゃなくて確実にあって。だから『そこは任せてよ!』みたいな(笑)」と胸を張ります。

続けて「その代わり、音楽で変えられないことは(ほかの人に)『頼みますよ!』だし、音楽で何かを変えられなくても、“音楽を聴いた君には変えられるかもしれないじゃん!”っていうのが、たぶん音楽のカッコイイところで。俺には世界を平和にできないかもしれないけれど、この音楽を聴いた誰かが、もしかしたら世界を平和にできるかもしれない。その青臭いロマンをずっと、バンドマンが一番宝にしているものだと思う」と熱い思いを語りました。

次回7月3日(日)の放送もお楽しみに!

<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow supported by GYAO!
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/