カンコー学生服は、「世代別の中学校の制服タイプ」に関する調査データを6月28日に公開した。調査は6月、全国の10~60代の男女1,200名(サンプルサイズ:性別年代で均等回収)を対象にインターネットで行われた。

  • 男性が中学校のときに着ていた制服のタイプ

    男性が中学校のときに着ていた制服のタイプ

中学校のときに着ていた制服のタイプを教えてもらったところ、男性は「詰襟(学ラン)」(81.1%)が圧倒的に多く、年代別にみると、60代は99.0%、50代は95.5%、40代は83.9%と年代が高いほど「詰襟(学ラン)」の着用率が高く、40代以上は8~9割以上を占める結果に。しかし、30代以下になると、「詰襟(学ラン)」の着用率は6~7割程度に減少し、「ブレザー」が増加した。

  • 女性が中学校のときに着ていた制服のタイプ

    女性が中学校のときに着ていた制服のタイプ

一方、女性が中学校のときに着ていた制服のタイプは、「セーラー服」が最も多く53.5%。次いで「ブレザー」(25.5%)、「スーツ」(15.3%)などのジャケットを着用する制服タイプも4割程度みられた。セーラー服の着用率を年代別にみると、60代は66.7%、30~50代は5割程度と、おおむね年代が高いほどセーラーの着用率が高かったが、10代になると「セーラー服」(45.2%)と「ブレザー」(44.1%)が同じくらいの割合に。

中学校の制服は、詰襟(学ラン)とセーラー服という制服タイプが主流ではあるものの、若い世代でのブレザー化が進んでいることがわかった。