『ウルトラマンA』もう一人のヒロイン美川のり子隊員がポスターで甦る

『ウルトラマンA』放送50周年記念を記念して、TAC・美川のり子隊員のポスターが、女優・西恵子の豪華直筆サイン入り仕様にて復刊ドットコムより限定販売される。南夕子隊員と並ぶ、もう一人の『ウルトラマンA』ヒロインの知られざる魅力に迫ってみよう。

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『ウルトラマンA』は、1972年4月7日から1973年3月30日まで全国TBS系で毎週金曜日19時より全52話が放送された、『ウルトラQ』から数えたウルトラマンシリーズの第5作目。新たな敵・異次元人ヤプールが送り出す怪獣以上の強敵である超獣と戦うウルトラマンAと、超獣攻撃隊・TAC(Terrible-monster Attacking Crew)の活躍を描く物語だ。

主人公・北斗星司と南夕子による男女合体変身など、従来とは異なり多くの新機軸も盛り込まれ、シリーズ中でも画期的な作品としてファンの間で強い印象を残している。

南夕子と並ぶTAC女性メンバーであり、本部内のオペレーションと副官業務を担当するのが、美川のり子隊員。設定年齢は20歳、竜隊長のアシストでタックファルコンなどにも搭乗、時にはタックアローで単独出撃するアクティブな面も見せ、さらに爆発物の専門家という意外な一面も持ち合わせている。

そんな彼女がメインで活躍するのが第4話「3億年超獣出現!」と第22話「復讐鬼ヤプール」。

「3億年超獣出現!」では、美川に歪んだ恋心を抱く中学時代の同級生である漫画家・久里虫太郎からの同窓会の呼び出しに応じ、監禁されてしまう。そして「復讐鬼ヤプール」では、銀星人 宇宙仮面が化けた彫刻家・坂井次郎に助けられたことをきっかけに、彼に思いを寄せる様が描かれる。

普段は見せない私服姿や可憐な表情を堪能できるこの2エピソードで、大人の女性の魅力を感じたウルトラファンは少なくないはずだ。

今回のポスターを企画した編集者・高島幹雄さんもその一人。改めて美川隊員の魅力について伺うと……。

「子供の頃に『ウルトラマンA』を観ていた時、ほとんどの男子は、ウルトラマンAに変身する南夕子に目が行きがちだったと思います。でも、大人になった視点で『ウルトラマンA』を観ると、美川のり子隊員の存在がだんだんと気になってくるのです。

知性あふれるクール・ビューティーに見えながらも、あたたかな笑顔にホッと癒され、数少ない私服での活躍にも胸がときめきます。

そして美川のり子隊員の魅力は、演じた女優・西恵子さんの美しさや声と相まったものでもあります。だから『ウルトラマンA』を観た後はついつい、西さんの他の出演作品もチェックしたくなります」

さらに、今回のポスター内容については、

「使用する写真は2点の候補まで絞ったところで、関係者を通じて西恵子さん御自身に選んで頂いたものです。50年前に撮影されたスチール写真であり、B2サイズに拡大した際にザラつき感は出るかもしれませんが、西恵子さんにサインを入れて頂くことによって、ファンにとって一つのメモラビリア(記念品)になることと思います」(高島)

美川隊員がここまで大きくフィーチャーされることは本当に稀なことであるだけに、『ウルトラマンA』メモリアルイヤーにこそ相応しい、ファン注目の最重要アイテムとなりそうだ。

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