[写真]=J.LEAGUE

 明治安田生命J2リーグの“天王山”。横浜FCがアルビレックス新潟を2対0で下し、第14節以来となる首位返り咲きを果たした。

 第22節終了時点で2位・横浜FCと首位・アルビレックス新潟の首位攻防戦、ニッパツ三ツ沢球技場には9,100名の観衆が集まった。第17節の対戦では、ホームの新潟が開始1分、6分と立て続けにゴールを奪い、結果的には3対0と快勝。横浜FCの守護神・スベンド ブローダーセンは「あの試合の立ち上がりは、ロッカールームから抜け出ていないようだった」と当時を振り返る。

「今日はしっかりと試合に入っていくことを意識した(ブローダーセン)」と、横浜FCは集中した守備対応で新潟の攻撃をしのぐと、19分に長谷川竜也のクロスを小川航基が頭で合わせて先制に成功する。後半に入り70分、長谷川が持ち前のテクニックでボールを収めると「相手のセンターバックが引き出されているのが見えたので、あとはその場所に送るだけだった」と渡邉千真へラストパス。これを渡邉がしっかりと決め、横浜FCが2対0で勝利を収めた。

 横浜FCを率いる四方田修平監督は「素晴らしい集中力と戦う姿勢を示してくれたと思います。押し込まれる時間帯が長くて苦しかったですけど、スイッチを入れて奪いに行くところは奪って素早く攻める。奪い切れない時はゴール前でしのぐ。そういった部分を選手たちが90分やり続けてくれたことが勝因」と振り返った。

 横浜FCは仙台、新潟との上位直接対決を制し、最大勝ち点「6」を得た。「後半戦最初の2試合で2位、1位と立て続けに当たるとは思ってもいなかった(苦笑)」と四方田監督。続けて「ただ、残りの19試合で勝ち点3が取れるかはまだわからない。喜び過ぎずに切り替えて、また地道に一週間臨んでいくことに立ち返りたい」と語った。4試合ぶりのクリーンシートで勝利に貢献したブローダーセンも「まだ優勝したわけではないので、大切なのは残り19試合これを続けていくこと」と前を見据えた。