今夏の退団が濃厚となっているアセンシオ(左)とセバージョス(右) [写真]=Icon Sport via Getty Images

 レアル・マドリードに所属しているスペイン代表MFマルコ・アセンシオと同MFダニ・セバージョスは、今オフでクラブを離れる可能性が低くなさそうだ。スペインメディア『マルカ』が25日に報じた。

 今夏、レアル・マドリードは売却額の具体的な目標を設定していないという。この考えは両選手の去就にも影響を与えており、今夏の退団を急かしているわけではないようだ。それでも、レアル・マドリードへの残留を決めたところで出場機会が限られてしまうことは確かだろう。そのため、クラブは両選手の将来を考え、最善の決断を下せるようにサポートする姿勢を見せている。

 アセンシオについては現行契約が2023年夏に満了を迎える。現時点でクラブから契約延長のオファーは届いていないものの、アセンシオ自身がファーストチョイスではないという役割を受け入れた上でレアル・マドリード残留を希望する場合、契約延長への道は開かれる模様だ。一方、クラブはアセンシオの価値も十分に把握しており、今オフに条件の良いオファーが届いた場合は選手に判断を委ねる見込み。ミランやアーセナルなどからの関心が報じられているものの、現時点で具体的なオファーは届いていないという。

 同様に現行契約が2023年夏までのセバージョスは、2022FIFAワールドカップカタールのスペイン代表入りを諦めておらず、安定した出場機会を得られるクラブへの移籍を模索しているという。アセンシオが6月のインターナショナルマッチウィークで約2年ぶりの代表招集を受けた一方で、セバージョスは2020年を最後に“ラ・ロハ”のユニフォームを着ることができていない。スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督もセバージョスに対して出場機会の確保を求めており、W杯行きを最優先するなら今オフの移籍は避けられない。フランス代表MFオーレリアン・チュアメニの加入により、さらに序列が下がるかもしれない。

 セバージョスに関しては古巣のベティスが関心を示しているという。1000万ユーロ(約14億円)程度の金額でオファーが届いた場合、レアル・マドリードはは首を縦に振る準備が整っている模様だ。

 両選手ともにレアル・マドリードで絶対的な立ち位置を確保できずにいるが、残留を決めた場合でもチャンスがゼロではないようだ。“エル・ブランコ”で自身の価値を証明するチャンスは残されているものの、今後のキャリアを考えると移籍が最善の道だと伝えられている。果たして、アセンシオとセバージョスは最終的にどのような決断を下すのだろうか。