トヨタ栄光の歴史の始まり|トヨタ トムス85Cがル・マンクラシックに出走

1985年のル・マン24時間レースに参戦したトヨタトムス85Cが、今年のル・マンクラシック2022において、グループCカーカテゴリーのレースに出走する。

先日開催された2022年のル・マン24時間レースにおいて、総合5連覇を達成したトヨタ。レーシングチームとしてもトップメーカーなった同社が、ル・マンへの挑戦を始めたのは1985年のこと。

トヨタ トムス85Cを持ち込んだトムスチームは、中嶋悟、関谷正徳、星野薫の3選手によって初参戦ながら24時間を走り抜き、12位で完走。日本チーム最高位という結果を残している。

この時の車両は、現オーナーの國江仙嗣氏によって走行が可能な状態で保管されており、その雄姿を再びル・マン サルト・サーキットで見たい、という強い意志が実現した形だ。

ル・マン クラシックは、2年に1度開催されるヒストリックカーのレースイベントで、過去にル・マン24時間レースに出場したマシンが、45分間のレースに挑む。

今回、トヨタトムス85Cは、モデルカーブランドのSparkを展開する、MINIMAX グループ社長 ユーグ・リパートが主催する「スパークモータースポーツ」からエントリー。85年当時のドライバーである関谷正徳さんと、中嶋悟さんの長男である中嶋一貴さんという、当時にゆかりのある2名がステアリングを握る予定だ。

関谷さんは1995年にマクラーレン・F1GTRでル・マンを優勝し、一貴さんも18年から20年まで、トヨタ・ガズーレーシングチームで3連覇を果たしたドライバー。2人の優勝経験者が揃う豪華な顔ぶれだ。

また、今回のル・マンクラシックに先立ち、6月11日〜12日のル・マン24時間レースにおける優勝トロフィー返還セレモニーにも、中嶋一貴さんの操るこのトムス85Cが使用された。

その後、車両はユーグ・リパートさんの所有するプライベートサーキットGrand Sambuc に持ち込まれ 、整備と慣熟走行が行われている。

当日に向けてのテスト走行や現地でのリポートについては、Spark JapanのホームページやFacebookにおいてリポートされる予定だ。