俳優の池田航が、16日放送の連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか)に出演し、朝ドラデビューを果たした。

桃木雄三役の池田航

昨日5月15日に本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台にした本作は、個性豊かな沖縄の4兄妹の本土復帰からの歩みを描く50年の物語。自身も沖縄出身の黒島が、沖縄本島北部のやんばる地域で生まれ育ち、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子を、兄・賢秀は竜星涼、姉・良子は川口春奈、妹・歌子は上白石萌歌が演じている。

第6週「はじまりのゴーヤーチャンプルー」が本日16日から始まり、池田が朝ドラ初出演。池田が演じるのは東京のレストランでヒロイン・暢子(黒島)と共に働く料理人・桃木雄三だ。

調理師免許や食育インストラクターの資格を持ち、TikTokのフォロワー数が110万人を超え、料理本『たまごだらけの癒しレシピ』を出版するなど“料理男子”としても注目を集める池田は、「自分が今まで料理人をやってきた経験が俳優としての人生に大きなチャンスをもたらしてくれました。より多くの方に沖縄の魅力、そして『食』への関心を伝えていきたいです」と喜びのコメント。

桃木役を演じるにあたり、高校卒業後都内のフレンチレストランで働いていたという経験を活かし、実際に劇中で魚をさばいたり、フライパンを振ったりする池田の手元がふんだんに使われており、「話数を重ねるにつれて少しずつ任せてもらえる仕込みが増えていきます。さらに仕込みの内容で何となく厨房の上下関係も分かるように表現されています」と料理男子ならではの見どころを語っている。

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