巨人・菅野智之[写真=北野正樹]

● DeNA 1 - 4 巨人 ○

<7回戦・横浜>

 巨人はエースの復帰戦で、5月5日・広島戦(マツダスタジアム)から続いていた連敗を「5」でストップ。ヤクルトに敗れた中日をかわし、再び3位に浮上した。

 雨が降りしきるなか先発マウンドに上がった菅野智之は、初回先頭の桑原将志を左飛に打ち取ったかと思われたものの、左翼手・ウォーカーがこの打球の目測を誤り左二塁打としてしまう痛恨のミス。犠打を挟んで3番・楠本泰史に適時二塁打を許し、わずか4球で先制を許してしまった。

 しかし打線は3回、相手先発の大貫晋一に対して、一死無走者から3番・ポランコの6号ソロに続き、4番・岡本和真も12号ソロを放ち、2者連続ホームランで鮮やかに逆転。

 援護を受けた菅野は、4回に右翼手・ポランコがソトの飛球をグラブに当てながら落球(記録は右二塁打)、5回には二塁手・廣岡大志が関根大気のゴロをファンブル(記録は失策)するなど、味方の拙守に足を引っ張られる場面もあったが、要所を締めてゲームメイク。

 6回先頭の牧秀悟に二塁打を打たれ無死二塁のピンチを招いた場面では、ソトと大和を連続三振に斬ってとり、敬遠気味の四球を挟んで対峙した代打・藤田一也も空振り三振。一打同点のピンチを3三振で切り抜け、マウンド上でガッツポーズを見せた。

 打線は8回にエスコバーを攻略しリードを3点に拡大。7回以降は今村信貴、デラロサ、大勢が無失点リレーで繋いで逃げ切った。

 菅野は右肘の違和感で登録を抹消されてから、中12日を空けて臨んだ復帰登板で6回・100球を投じ、5安打1失点、2四球8三振の好投。4月22日・中日戦以来、自身20日ぶりの白星となる4勝目(3敗)をつかみ、ハーラーダービートップタイに浮上した。

 試合後、ヒーローインタビューに応じた菅野は、試合中盤のピンチを切り抜けた場面について「なんとか粘って、1点もやらないぞという気持ちで投げたので、いい結果に結びついて良かったです」と安堵の表情。「良かった部分と悪かった部分と両方あるので、次の登板へ向けて修正してまたマウンドに上がりたいと思います」と次回登板を見据えた。