ノーズだけでも欲しくなる!ジム・クラークがモナコで駆った、最後のロータス33の欠片

グリーンのノーズに黄色のストライプ、そこには「LOTUS」の文字も見える。損傷しているが、カーナンバーは「12」のように見える。

そう、これは1967年のモナコグランプリでジム・クラークが駆ったロータス33の一部なのだ。右リアのショックアブソーバーが壊れるまでは5位を走っていたのだが、42周目にコントロールを失い、クラークはリタイヤを余儀なくされた。

出品者によると、そのレース終了後にロータスのチームメカニックが破損したマシンの前方部分を切断してサーキットに残していったのが、まさにこのノーズなのだという。

【画像】ノーズに残る傷が当時のレースを物語る(写真5点)

1967年は、モナコグランプリの次のオランダグランプリからロータス49が投入されている。つまりこのノーズコーンは、ジム・クラークが最後に運転したロータス33の一部ということだ。ジム・クラークは、その翌年にこの世を去っているため、このパーツは彼がモナコで最後にF1を戦ったマシンの一部ということにもなる。貴重なストーリーをもつこのパーツは、2022年5月14日にモナコで開催されるRMオークションに出品中だ。

(C) 2022 Courtesy of RM Sotheby's