ソフトバンク・東浜巨 (C) Kyodo News

◆ 目についた“攻めの投球”

 ソフトバンクの東浜巨投手(31)が11日、本拠地で行われた西武戦で史上84人目のノーヒットノーランを達成。

 9回を97球で投げきる“マダックス”で、与えた四球が2つ。6奪三振の無安打・無失点ピッチだった。

 序盤から150キロ超えを記録した力のある速球にカットボールとシンカーを織り交ぜ、強力・西武打線を翻弄した右腕。

 2回に中村剛也に四球を与えたが、つづく栗山巧を併殺に仕留めて3人斬り。5回も先頭の山川穂高を歩かせたが、中村を遊ゴロで併殺に斬るなど、走者を出しながらも三者凡退を続けていった。

 迎えた最終回。柘植世那を空振り三振に仕留め、愛斗は1球で一邪飛。かんたんに二死とすると、最後は金子侑司の詰まった当たりをグラブで弾くも、二塁手・三森大貴の素早いバックアップもあって一塁アウト。打者27人で27個のアウトを奪い、ノーヒットノーランの偉業を達成した。

 11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、東浜の快投が話題に。

 解説者の田尾安志氏は「どの打者に対しても向かって行くという姿勢が出ていた」と闘志あふれる投球を高く評価。「無駄なボール球が少なくて、9回・97球ですもんね。自分のボールひとつひとつにすごく自信を持っている」と投げっぷりの良さを称えた。

 また、本人は9回から偉業を意識したと語ったが、田尾氏は「5回くらいからちょっと意識しましたね」とコメント。「最初はノーヒットノーランをやるような感じには見えなかったんですが、援護をもらってからも攻めていた」とし、やはり“攻めの意識”を強調した。

 一方、同じく番組に出演した金村義明氏は「ナイスピッチングだったんですが、西武打線の淡泊さも目立ちましたね」と“マダックス”を許した打線に喝。

 次週も火曜・水曜でソフトバンクと西武の対戦が組まれており、しかも今度は東浜の地元・沖縄での戦いになる。東浜が2週連続の快投で故郷に錦を飾るのか、はたまた西武が意地を見せてリベンジを成し遂げるのか。次回の対戦にも注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

【動画】ソフトバンク・東浜巨『97球・打者27人でノーヒットノーラン達成』