お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が生出演する、カンテレのニュース番組『報道ランナー』(毎週月~金曜16:45~ ※関西ローカル)の新コーナー「田村淳とワガミチさん」(隔週水曜(16:45~)が、6日からスタートする。

田村淳

淳が関西の報道番組にレギュラー出演するのはこれが初めて。政治に強い関心を持つ淳は、オファーを引き受けた理由を「僕がゲストで呼ばれたときに、新実キャスターがちゃんと独自の目線を持っている人で、インタビューの仕方を見ていて、ジャーナリストだと思いました。こういう人の番組だったら、何か発言を抑制されたりとか、忖度しなきゃいけない、ということがなさそうだなと思いました」と、メインキャスターを務めるカンテレの新実彰平アナウンサーにあることを明かした。

“ワガミチさん”とは、少子高齢化や食品ロス、異常気象など社会問題の解決に向け、独自の発想で活動を続けている人のこと。田村が感じた疑問をスタジオで直接ワガミチさんにぶつけ、これまでにない価値観や今を生き抜くヒントを探す。

6日は、アメリカの経済誌フォーブスで「アジアを代表する30歳未満の30人」に選出されたロボットコミュニケーターの吉藤健太朗氏(オリィ研究所所長)が登場する。吉藤氏は“孤独”という社会問題解決に向け、寝たきりの高齢者や病気の人がベッドにいながら人と会い、仕事ができる分身ロボット「OriHime」を開発した。「OriHime」は遠隔で操縦でき、札幌の自宅から分身ロボットを通じて東京のカフェで店員として働くことも可能。スタジオでは「OriHime」を操縦するパイロットに田村が質問し、吉藤氏には開発秘話と今後の可能性を聞く。

新コーナーについて田村は「こういうコーナーに触れて、ワガミチさんを特別扱いしてほしくなくて、誰でも自分の人生、我が道を行くことができるってことを知ってほしいなと思います。なんかすごい人がいるな、というよりは、こんなことを考える人がいるんだったら、自分もこんなことやってみたいという、生きるための刺激を与えるようなコーナーになればいいなと思います」と話した。