都内で1袋150円以上! もやし業界の風雲児「飯塚商店」こだわりの“もやし”に宇賀なつみもビックリ!
放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」。1月16日(日)の放送では、埼玉県深谷市でもやしを生産する「飯塚商店」代表の飯塚雅俊さんをゲストに迎え、お届けしました。


(左から)小山薫堂、飯塚雅俊さん、宇賀なつみ



飯塚さんが生産しているもやしは1袋100円以上で、スーパーマーケットなどで売られているもやしとは一線を画す、いわばもやし業界の風雲児。1959(昭和34)年に父が起業して以来、もやし一筋です。飯塚さんは、「物心ついたときからもやし屋だったので、小学生の頃から手伝わされて、ずっと自分はもやしを継ぐのが当たり前だと思っていました。今は58歳だから、もう40年間ですね」としみじみ。

飯塚さんが生産したもやしを手にした小山が、「重さがありますね」と驚くと、宇賀も「1本1本しっかりしていて、大きくて立派という感じがします」と感想を口にします。普通のもやしとの違いを訪ねると、「私が思うには、土もいらないし、肥料もいらないし、太陽もいらない。それでも育っていく、とても強い野菜なんですよね。私たちがもやしを食べるということは、もやしの溢れる生命力をいただくということなんですよ。

『(他のと)なにが違うのか』と言われると、飯塚商店はもやしの生命力を大事にしている。そうすると、大量生産からは外れてしまうんです。丁寧に手作業で……そうするとどうしても、機械だと1分間で60個(のもやしが)できるけど、手では1分間で2個がやっと。その差が大きいんです」と飯塚さん。

飯塚商店での1日の生産量は、300~500kg。飯塚さんによると、深谷市はもともと酒蔵が3つあったほど水がよく出る地域とあって、「地下水を使っています」とこだわりを語ります。


「飯塚商店」のもやし



都内だと150円以上で売られている飯塚商店のもやし。なんとこの日は、収穫したてのもやしで作ったナムルをスタジオに持参してくれました。

もやしを5秒ほどサッと茹でて、ごま油と塩昆布を加えただけと至ってシンプルながら、ひと口頬張った宇賀は、「ん~、おいしい! シャッキシャキですね! 元気なもやしで、風味が強くてすごく存在感があります。おいしい!」とその味わいに目を丸くしつつ、「これはお酒に合いますね。おつまみに最高! (箸が)止まらなくなっちゃう(笑)」と笑顔がこぼれます。小山も「歯ごたえが違って、生き生きしていますよね。ん~、おいしい」とご満悦の様子。

飯塚さんに、普段このナムル以外ではどのような食べ方をしているのか聞いてみると、「味噌汁ですね。出汁はもやしだけなんですよ。お湯がグツグツしているところにもやしを入れて、味噌を溶いて、それだけ」と紹介してくれました。


ナムルを食べて、食感と味に驚く宇賀なつみ



小山がもやしの“旬”を尋ねると、「発芽するという意味では、春じゃないかなと思っています」と飯塚さん。「もちろん、春のもやし、夏のもやし、全部違いますね。育てていると、毎回違うことがわかります。季節の変わり目に、生産者はもやしの言っていることを聞くのが理想なんですけど、なかなかそうはいかないですね」と話します。

また、もやしを育てる期間は1週間を要するそうで、収穫のときは「楽しみでもあるし、怖さもあるんですよ。プラスチックの大きな箱のなかにぎっしりともやしが詰まっています。このもやしが良くできているかどうかは蓋を開けてみないとわからないので、すごく緊張します。箱の片側をパッと開けて、きれいだったら“やった!”って思う。そうじゃなかったら“あぁ、もやしの声が聞けなかった……”って思う」と話し、もやし一筋のプロをもってしても、その奥深さがうかがえるトークとなりました。


<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/