ドラマ『おいハンサム!!』武田玲奈が語る“彼氏役”の印象「高杉真宙さんは佇まいが丁寧」

現在放送中の吉田鋼太郎主演の東海テレビ×日本映画放送 共同製作連続ドラマ『おいハンサム!!』。令和によみがえった昭和なオヤジ・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、男を見る目がない三姉妹、由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、そして全てを包み込む母(MEGUMI)の伊藤家が織り成す「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語だ。1月22日(土)に放送される第3話を目前に、武田玲奈のインタビューが届いた。

【写真】伊藤家の三女・美香役を演じている武田玲奈ほ他、『おいハンサム!!』場面写真

第1話で漫画家志望・ユウジ(須藤蓮)との別れを決意し、第2話でハイスペック男・学(高杉真宙)と出会った美香。人生のピークを迎えるもユウジと別れきれない…その言動もファッションも、とにかく気になる役柄や共演者の印象、そして「家族との思い出ご飯」を聞いた。

 *     *     *

――伊藤美香とは、どんな役ですか?

武田 三姉妹の三女・美香について、最初に受けた印象は“幸せになりたい子”。ドラマでは「卵かけご飯は黄身だけ」など美香のこだわりが色んなところに散りばめられているのですが、その全てが愛おしく「面白いなぁ」と思いながら演じています。

またファッションが他の姉妹と違って、ちょっと変わった“一癖ある”ものが多いです。例えば猫ちゃんモチーフのピアスとか“一癖ある小物”というのは原作にも出てくるんですよ。私は美香の“不完全だけど憎めない感じ”が好き。人にすぐ影響されたり、客観的に見たら「絶対、間違ってるでしょ」と思うことにも信じて突き進んじゃったりとか、そんな不器用さがすごく好きですね。

――美香と武田さん、似ている点と似ていない点は?

武田 こうと決めたら突き進む感じは似ていると思います。美香は「一人酒、一人ラーメンは大丈夫だけど、一人映画と一人カラオケは寂しくてムリ」という設定なのですが、私も一緒で、一人焼肉もムリですね。一人旅はできると思いますが、まだやった事がなく、もし行くならバリ島にノープランで行って、色んなところをゆっくり歩いてみたいです。

似ていない点は、「伊藤家の目玉焼き派閥」で言うと、美香は「白身はパリッと固めで、黄身はじんわり柔らか派」ですが、私は黄身がちょっとゆるめが好きです。

――彼氏役の2人についての印象は?

武田 ユウジ役の須藤蓮さんとは初めてお会いしたんですけど、“ものすごくユウジ”です(笑)。“すごい変”ってわけじゃないけど、ユウジみたいな親しみやすさがあって“はじめまして”なのに前から友達だったような感覚になれる方。一緒にいてすごくラクだし、自然体でいられます。多分こちらが素でいても、万が一、醜態をさらしても別に驚かないんじゃないかと思える安定感のようなものがありますね。

学役の高杉真宙さんも初共演です。高杉さんも学さんに共通する点があって、ご挨拶など人への接し方や佇まいが丁寧なので、すごくしっかりされている方だと思いました。だから「学さんといたら美香もこうなるのかな」と思えて…お2人とも、ぴったりの役だと思います!

――姉妹役の2人と共演しての印象は?

武田 長女の由香役・木南晴夏さんは約3年前にドラマ『トクサツガガガ』(NHK)で共演済みですが、ガッツリお芝居するのは初めて。その時がすごいクールで真面目なキリッとした役だったので、木南さんに対して勝手にそういう印象を持っていたのですが、実際はすごく気さくで、話しやすい方でした。次女の里香役・佐久間由衣さんとは初共演です。「穏やかそうな方なのかな」と想像していた通り、ふわ~っとした柔らかい雰囲気を持つ方。伊藤家の中では年齢が一番近く(2歳差)芸歴も約7年と同じぐらいという事なので、撮影期間中いろいろとお話できたらと思っています。

――両親役の2人と共演しての印象は…?

武田 吉田鋼太郎さんとは初共演ですが、舞台は何度も拝見していたので撮影前はかなりドキドキしていました。実際お会いしたら、演出も相まってめちゃくちゃ面白くて、本番で笑ってしまった時があったほどです。

特に笑いをこらえるのが大変だったのが、第1話でお父さんが酔っ払って帰ってくるシーン。意味のわからない言葉を言うほど酔っていたのに、急に素に戻って「美香はパパの大事な娘だ!」と真面目に言う演技がめちゃくちゃツボに入ってしまい「何度も笑って申し訳ない!」と思いながらやっていましたね。ただクランクインからもう何度もご一緒しているのに、いまだに「私これから鋼太郎さんと2人でお芝居するんだ!」と急に我に帰ることがあって、密かにドキドキしちゃう時があります。

武田 MEGUMIさんとは約3年前に山口雅俊監督のドラマ『新しい王様』シリーズ(TBS系)で共演させて頂いていますが、今回一緒にお芝居させて頂いて、めちゃくちゃ近くで見ているのですが、肌がすごくお綺麗で「こんなお母さんいたらいいな」と思ってしまうんです!(自分との年齢差から)撮影前はMEGUMIさんの母親役が想像つかず、どうなるのか楽しみだったんですが、今ではすっかり“みんなの優しいお母さん”です!

――本作は「家族と恋とゴハンの物語」…ご自身の「家族との思い出ご飯」とは?

武田 おばあちゃんの家に行くと毎回出してくれるお蕎麦ですね。お出汁と天ぷらが手作りで、海老とか何種類も天ぷらがのっている温かいお蕎麦は、素朴なんですけどすごく好きで思い出の味。

でもおばあちゃんが記憶している“私の好き嫌い”が子ども時代で止まっているので、毎回「それはもう食べられるようになったよ~」という会話をしている気がします(笑)。昔の事を覚えていてくれるのは嬉しいんですけどね!

――最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

武田 家族のお話がメインではありますが、第3話はそれぞれの姉妹に色んな事が起こり「これからどうなっちゃうんだろう?」と気になる展開になっています。そして色んな事があった後、三姉妹はお父さんに“ある言葉”を言われて救われるのか、救われないのか…そこのシーンは台本を読んだ時に、めちゃくちゃ良いシーンだと思ったし、好きな台詞だったので見どころのひとつです。ぜひ皆さんも楽しみにしていて欲しいです。

【あわせて読む】ドラマ『おいハンサム!!』やさぐれ(?)長女役・木南晴夏、家族の思い出ご飯は「粉ものと手巻寿司」