フジテレビの渡邊渚アナウンサーが出演する同局のYouTubeチャンネル『World Buzz Cooking』に、新人の小室瑛莉子アナウンサーが登場。テレビ番組よりも先に、初共演を果たした。

世界各国の様々な本格家庭料理をアレンジ調理していく同番組に、「現場に来るのがいつも楽しみです」と充実感を見せる渡邊アナ。今回は後輩をフォローするなど、先輩としての顔を覗かせながら収録に臨んでいた――。

  • フジテレビの渡邊渚アナ(左)と小室瑛莉子アナ

    フジテレビの渡邊渚アナ(左)と小室瑛莉子アナ

■自分だけが映る状況「すごくありがたい場」

9月から『World Buzz Cooking』を担当している渡邊アナは「徐々にスタッフの皆さんとの距離も縮まってきて、ようやくみんなで一体感を持って番組を作ることができるようになってきたと思います。和気あいあいとした現場で、出演者と制作スタッフの垣根を越えて番組制作に携わることができて、現場に来るのがいつも楽しみです」と手応えを感じているそう。

今やスタッフとイジり合う関係性を築いており、「年齢に幅があるチームですが、みんなで忌憚なく意見を言えるんです。本当に皆さん愛のあるイジりをしてくれるので、『もっと自分の心を開いてもいいかな』と思える関係になってきていますね」と、信頼を寄せているようだ。

中には、1人で調理工程を説明しながら料理をしていく回も。「『1人で話しながらやるのは大変でしょう?』といろんな方から言われるのですが、逆なんです。アナウンサーという仕事上、普段は自分だけが映っている状況があまりないので、誰のことを考えるわけでもなく、とにかく1人で話したいことを話すことができることは、すごくありがたい場を設けていただいていると思っています」と、前向きに捉えていた。

■先輩アナの誤解を解く日々…

収録で様々な料理を学んでも、自宅で実践することはないのだそう。それは、同居している母親が番組を楽しみにしており、最新回が公開されるとすぐに作ってくれるため。

「毎週金曜夜8時の更新をすごく楽しみにしているので、動画が上がって最初に見ているのは、たぶん母だと思います(笑)。『いろんな国の料理を、分かりやすく丁寧に教えてくれるYouTubeはそんなにないから!』と言って喜んで見て作ってますね。セルビア料理とか、自分で調べていかないとなかなか見ることができないと思うのですが、『World Buzz Cooking』をフォローしていればいろんな料理がポンポン出てくるというのが、母は『すごくうれしい』と言っていたので、料理好きの方にもっともっと見てもらいたいなと思います」と期待を込めながら、「私もちゃんと料理をしなきゃと思います…」と反省。

そうした状況にもかかわらず、番組や、インスタにアップした料理写真を見た先輩アナウンサーたちから「渡邊って本当に料理うまいんだね!」と褒められてしまうため、「違うんです。これは私とゲストと料理の先生の3人で作ったもので…。何なら私はあまり作らず、ちょっと進行してるだけなんです」と、誤解を解く作業に追われている。