ハーレーダビッドソン ジャパンが日本限定モデル「フォーティーエイト ファイナルエディション」を発表した。「パンアメリカ」と「スポーツスターS」を相次いで発売し、水冷Vツインへのシフトチェンジを進めるハーレーから、なぜ今、最後の空冷スポーツスターモデルが登場するのだろうか。いずれにせよこのバイク、争奪戦は必至だ。

  • ハーレーダビッドソン ジャパン「フォーティーエイト ファイナルエディション」

    「ホットロッドカスタムショー」(パシフィコ横浜で12月5日開催)で初公開となった「フォーティーエイト ファイナルエディション」。日本限定モデルで価格は179.96万円からだ

野田社長が「万感の思い」で送り出す最後の空冷スポーツスター

ピーナッツタンクが作り出す独特のスタイルと1,200cc空冷エボリューションVツインエンジンの力強い走りが特徴の「フォーティーエイト」。スポーツスターシリーズの中でも、日本で特に人気の高いモデルになっている。そんな「フォーティーエイト」の持ち味はそのままに、限定モデルにふさわしい装飾を随所にちりばめた日本限定モデルが「フォーティーエイト ファイナルエディション」だ。

  • ハーレーダビッドソン ジャパン「フォーティーエイト ファイナルエディション」

    「フォーティーエイト ファイナルエディション」が搭載する空冷Vツインエンジンは、長らくハーレーダビッドソンの代名詞であり、魅力でもあった

空冷Vツインから水冷Vツインへのシフトチェンジを進めるハーレーダビッドソンにとって、本機はある意味で異色の存在だ。同社の戦略に逆行しているモデルにも見える。なぜ、このタイミングで発売になるのだろうか。ホットロッドカスタムショーに登壇した野田一夫ハーレーダビッドソン ジャパン代表取締役によれば、「本来、生産予定のないモデルだった」というが、「水冷モデルを見た後でも、『やっぱり空冷モデルがいい』とお考えになるユーザー様がかなりいらっしゃるようで、ニーズが強かった」とのことだ。

ハーレーダビッドソンがあまり日本独自のモデルを出していないこともあり、「フォーティーエイト ファイナルエディション」の実現に向け米国本社に粘り強く掛け合ったという野田氏。「協議を重ねた末、ついに発売となる最後の記念モデルです。米国本社からも手厚いサポートがあり、パーツやアクセサリーは本社のデザイナー自らが選んだものとなっています」と本機の出来栄えには満足している様子だ。

そんな野田氏が最もこだわったというポイントが、シリアルナンバーだ。フォーティーエイト ファイナルエディションは1,300台限定のモデルで、1台ずつにナンバーが入る。

  • ハーレーダビッドソン ジャパン「フォーティーエイト ファイナルエディション」

    両サイドカバーにシリアルナンバーが入る。展示車のナンバーはもちろん「1」だ

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    ゴールドのスタッズで装飾を施したシートには、バーアンドシールドのロゴを刻印。外観のハイライトともいうべきポイントだ

日本に車両が届くのは2022年3月ごろになりそうだが、すでに先行公開のティーザー画像を見たユーザーからは予約が入り始めているという。この調子だと、いつ1,300台が完売してしまっても全くおかしくない。最後の空冷スポーツスターを手に入れるには、早急に申し込む必要があるようだ。

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