藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』(2022年公開)の特別予告映像が9日、公開された。

沢城みゆき

沢城みゆき

同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。

今回公開されたのは、声優・沢城みゆきがナレーションを務める特別予告映像。沢城による、数え歌のリズムの「だ・れ・が“ノイズ”か・な? こ・の・島・か・ら・排・除しましょ♪」というナレーションに乗せて、主人公・圭太たち猪狩島の住人達、そして圭太たちを追い詰める県警の畠山達が紹介されていく。キャラクターを象徴する「島のヒーロー」「寡黙な猟師」「唯一の警官」「嘘をつく島民たち」「狂った町長」「追いつめる刑事」「元受刑者」といった印象的なワードが登場し、死体を隠そうとする3人の邪魔をする裏切り者、本当の“ノイズ”が気になる映像となっている。

沢城みゆき コメント

本当のノイズは誰なのかを探し当てることより、本当のノイズは″何なのか″を見つけることの方がずっと難しい。
それは圭太(主人公)達だけじゃないはずだ。どんどん緊迫していく物語に心拍数が上がる一方で、ひどく静かに自身の中もスクリーニングさせられました。
そうそう映画鑑賞ってこういう時間だったな。