富士通は12月6日、卓越した技術力を保有し、ビジネス戦略や顧客の価値創造に貢献しているエンジニアをグローバル共通の基準で認定する「Global Fujitsu Distinguished Engineer」(以下、「Global FDE」)制度を開始すると発表した。

「Global FDE」は、同社の技術の顔として、その卓越した技術力の活用により顧客のビジネス課題を解決する先鋒を担う。また、同社グループのエンジニアの最高峰として、事業戦略や技術戦略の策定に参画し、ジョブ型人事制度におけるエンジニアのロールモデルとして位置づけられ、その人事戦略をより加速する重要な役割を果たす。

  • 「Global FDE」により、グローバルでビジネス・技術・人材の各戦略を加速

同制度は、ビジネス戦略実現のために、国籍や年齢・性別を問わず、現在および将来の重要な技術領域におけるエンジニアの専門性や技術力の高さ、ビジネス貢献などグローバル共通の基準で評価して認定する。

2021年度は、「ハイブリットIT」「ネットワーク」「サイバーセキュリティ」「AI」「データ」「コンピューティング」「プロジェクトマネジメント」の7つの認定領域を設定した。認定領域は、ビジネス状況に合わせて、随時、見直しを行っていく予定。

2021年度は、グローバルで32名を「Global FDE」として認定、今後は1年単位で認定を行い、2023年度までに100名程度とすることを目標としているとのことだ。