eatrip主宰の料理人・野村友里「いい食材はやはりガツンとくる」“本当の美味しさ”を求めてたどり着いたもの
日曜日の昼下がり、静かな通りに佇む一軒の店「your time」に集うお客様たち。カウンター越しには、それぞれの個性あふれる物語が聞こえてきます。パーソナリティのチャンカワイがお届けするTOKYO FMの番組「ヱビスビール presents Color Your Time」。

11月14日(日)、11月21日(日)放送回のゲストは、「eatrip」を主宰する料理人の野村友里さん。自分時間「my time」にまつわる物語をひも解いていきます。

(左から)野村友里さん、チャンカワイ


◆食材の美味しさにたどり着く

野村:そもそも、料理が職業になるとは露ほども思っていなくて。

チャンカワイ:でも、料理を学ぶために海外に行かれたんですよね?

野村:それは都合のいい言い訳だったんです。なんか目的がなくてどうするんだって言われたときに、「ちょっと勉強したい」という説得材料ですね。

チャンカワイ:(海外留学で)自分の視野を広げたことで、結局は料理にハマってしまったということですか?

野村:いや、それがずっとハマっていなくて(笑)。料理から見えてくる世界が好きだったんですね。料理には人が集ってきますし、お店でもみんなが料理という目的で一緒の空間を共有して、それぞれの時間を楽しむというシチュエーションが好きだったんでしょうね。

そこに流れる音楽も、飾ってある絵もあって、いろんな会話が飛び交う。そこから新しい情報って生まれてきたりするじゃないですか。予期せぬ友達にも会ったり。そういう場が好きなんだけど、自分のなかでスキルというか武器がないので、結局ずっと料理に頼っています。そこが自分の居場所として、料理に助けてもらっているっていう感じですね。

「美味しい料理ってなんだろうな」って考えたときに、当初は海外の料理だったり、お皿とかのコーディネートだったり、目に見えるものから入っていくんですけど、だんだん「本当の美味しさって何?」って思ったときに、食材そのものの美味しさに気づいたんです。

いい食材はやはりガツンとくるんですよね。お料理となったら、それ以外にもお店なら照明だったり、音楽だったり、お天気だったりがありますけど、突き詰めていくと美味しい食材にたどり着くんですよね。

(左から)チャンカワイ、野村友里さん


◆野菜のエネルギーが全然違う!

チャンカワイ:地球が抱える温暖化に伴う、食材との向き合い方ってあるんですか?

野村:野菜でいうと、仲間やお友達が在来種や伝統野菜と呼ばれる(古来種)野菜を守るために、一生懸命作ってるんです。それらのお野菜は生き抜くことが目的のお野菜なんですけど、本当に美味しいんですよね。野菜のエネルギーが全然違うんですよ。

チャンカワイ:へー!

野村:なんかいつでもたくさんあるなって思うものって、ちょっと残しても「ああ食べれなかったな、傷んじゃったな」って、大事にしない部分がどこかにあるんですよね。

(在来種のように)時間をかけて作ってきたものって、その倍ぐらい愛おしく思ったり、大事にしたり、価値が上がっていくものってあらゆるものにおいてあるんだなって思って。

それが多分、結果的に地球に負担もかけないし、地球にも優しいし、アンバランスな大量生産っていうことに繋がっていかない良い面もあるのかなっていうことはすごく思います。

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またこの番組ではヱビスビールのプレゼントをご用意しています。詳しくは番組ホームページをチェックしてください。

<番組概要>
番組名:「ヱビスビール presents Color Your Time」
放送日時:日曜 14:55~15:00
パーソナリティ:チャンカワイ
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/podcasts/cyt/