実はコケにも「見頃」の季節がある? コケ愛好家・藤井久子が伝えるその魅力とは?
乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。11月25日(木)の放送は、コケ愛好家の藤井久子さんが登場。コケの魅力やお勧めのコケスポットを教えてもらいました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、藤井久子さん

書籍の出版やイベントなどでコケの魅力を伝えている藤井さんは、1978年生まれの兵庫県出身。幼少のころから自然をこよなく愛し、コケに魅了されるようになりました。きっかけは旅行で鹿児島県の屋久島を訪れたとき。ガイドに「屋久島を知りたかったらコケを見るべき」と勧められ、ルーペで観察すると、その美しさに衝撃を受けたと言います。

「コケは小さな植物ですけど、見れば見るほど多様な世界。どこにでもあるので、いつでも見られる身近さもいいですよね。自然の土台がこんなコケにあるというすごさも魅力です」と藤井さん。

最近のコケブームについては、観察会の申し込み人数が年々増えていることや、「コケの三大聖地(屋久島、奥入瀬渓流、北八ヶ岳)に行った」との声の多さから実感することが多いそうです。

藤井さんによると、コケは繁殖の際、花のような胞子体を出すと言い、多くのコケが胞子を飛ばす春や秋が、特にコケの見頃だそう。

また、今夏にはコケのガイドブック「コケ見っけ! 日本全国もふもふコケめぐり」(家の光協会)を出すなど、コケ愛好の“普及”に尽力する藤井さんに、お勧めのコケスポットを教えてもらいました。

1つ目は東京からでも足をのばしやすい神奈川県の鎌倉エリア。お寺が集中するエリアで、藤井さんによると「コケを狙って歩くとお腹いっぱいになれる」。境内のつくりでコケの見え方も変化し、新鮮に見えると言います。

2つ目は宮城県の寺院「円通院」。野性味あふれるコケは圧巻で「歴史が好きな人も満足できる」と話します。

しかし、あえて遠出をしなくてもコケは十分楽しめると藤井さん。「身近な散歩道や通学路、通勤路など『コケに会いたい』と集中して、目線を落としながら歩けばあちこちに見つかるはずです」と語ると、れなちも「コケというと寺社のイメージですが、確かにマンホールのふたや建物の壁にもいる」とうなずき、「東京のみなさんは『アーバンモス(都会のコケ)』が目についたときには近づいて、形状を確かめてみて」と呼びかけました。

<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/