ピンチを凌ぎ、吠えるオリックス先発の山本 (C)Kyodo News

◆ 6回はバックの連続失策でピンチも後続ピシャリ

 オリックスの山本由伸投手(23)が27日、ヤクルトとの「SMBC日本シリーズ2021」第6戦(ほっと神戸)に先発登板し、9回6安打1失点の力投を見せた。

 山本は走者を背負いながらも4回まで無失点。しかし両軍無得点のまま迎えた5回、安打と犠打で一死二塁のピンチを招き、二死後、1番・塩見に先制となる左前適時打を許した。

 それでも同点に追いついてもらった直後の6回は、三塁・宗、遊撃・紅林の連続エラーで無死一、二塁のピンチを招くも、5番・サンタナのバットをへし折り二ゴロ併殺斬り。続く中村は遊ゴロに退けバックのミスを救った。7回も二死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが2番・青木を二ゴロ斬り。8回は3番・山田から始まるクリーンアップを3者連続三振に仕留めた。

 同点のまま迎えた9回も3人で抑え、9回141球、6安打1失点、11奪三振2四死球の力投で交代。打線が決勝点を奪えず日本シリーズ初勝利の権利は得られなかったが、負けられない崖っぷちの一戦で沢村賞右腕の本領を発揮した。