東北経産局、「鍛神」のBIZENTOに3カ月の業務停止命令 最終申込画面で「支払総額」「4回しばり」など明示せず

東北経済産業局は11月25日、HMBサプリ「鍛神(きたしん)」などを販売するBIZENTO(ビゼント)に対して、特定商取引法に基づき、3カ月間の業務停止命令を行った。BIZENTOは、広告や新規の定期購入の申込受付など一部の業務を停止した。東北経産局は、BIZENTOの関口翔代表取締役に対しても、業務停止命令期間と同じ3カ月間の業務禁止命令を行った。

東北経産局によると、BIZENTOは、少なくとも2020年7月29日から2021年1月6日までの間、サプリの定期購入「鍛神HMBCa2,000mg」において、契約の最終申し込み確認画面で、2回目以降の商品の支払総額や支払時期、最低4回購入の”しばり”があることなどを明記していなかったとしている。顧客が定期購入コースを解約する場合は、BIZENTOに対して、サプリの次回発送予定日の10日前までに連絡する必要があったが、こうした解約条件についても、最終申し込み確認画面で容易に認識できるように表示していなかったとしている。 

東北経産局では、「BIZENTOの当該商品の最終申込確認画面には、初回購入分の”500円”の表記しかなかった。解約条件が複雑である点などを見ても、悪質性が高い事業者であるといえる」(消費経済課・成田早霧課長)と話している。「契約した消費者からは、『定期購入であるとわからなかった』『解約したいが解約できなかった』などといった声が寄せられている。まさに、近年問題とされている、悪質な定期購入商法による『顧客の意に反して申し込みをさせる行為』に該当すると見ている」(同)と話している。

BIZENTOのコーポレートサイトでは、「現在、単品商品の販売と定期コースの新規受け付けにつきましては一時休止をしております。販売再再開のめどにつきましては未定となっております」と、表示している。