アイティフォーは11月8日、中小企業向けのサイバーセキュリティサービス「ランサムガード」を発表した。12月1日より提供開始する。

  • 「ランサムガード」サービスイメージ概要図

    「ランサムガード」サービスイメージ概要図

「ランサムガード」は、同社が提供しているAI主導型のサイバー攻撃対策サービス「CyCraft AIR」に、運用サービスとサイバー保険を組み合わせた新セキュリティサービス。

CyCraft AIRは、各端末にソフトウェアをインストールすることで同時に複数の端末を検査し、リアルタイムにインシデント(脅威)を検知、問題がある端末を自動で特定する。セキュリティレポート作成はAI技術で自動化されているため、通常人間が行うと数週間かかる分析が数時間で可能だという。

中小企業向けにヘルプデスクを設置し、問い合わせに対応する。CyCraft AIRから受信したアラートに対しては遠隔作業を実施し、状況に応じて現地対応も可能。遠隔作業や現地対応に要した費用など、インシデント対応でかかった費用については、同社が加盟するサイバー保険で補填するということだ。

「ランサムガード」の初期費用は40,000円から。月額費用は100台未満の場合、1端末につき2,000円。そのほか緊急時の対応費用などが発生する。