アスクは、10月27日～29日にかけて千葉県・幕張メッセにて開催されている「第12回 Japan IT Week 秋」にて、NVIDIA Jetsonシリーズを用いたエッジAIソリューションの紹介のほか、Piezo Sonicが手掛ける搬送用自律移動ロボット「Mighty」の紹介などを行っている。
搬送用自律移動ロボット「Mighty」。タイヤ周りが特徴的
Mightyは、電力消費なしで角度を維持することができる独自開発の超音波モータによるステアリング機構や、20cmの段差を乗り越えることができるリンク機構など、高い走破性を実現する仕組みを盛り込んだ自律移動ロボット。特にタイヤ周りが独創的で、その場旋回や真横移動もできるため、エレベータに搭乗した際に端に寄る、といったこともできるという。
移動速度は最高時速10kmほどで、人物を認識して、その後ろからついていくことも可能。また可搬重量も30kg程度となっており、機体上部にコンテナを設置し、さまざまな荷物を運搬するといったこともできるという。
すでに医療機関をはじめとして複数のパートナーと食事の配膳などを中心とした実証実験などが進められているとのことで、今後もさまざまな用途での活用に向けた活動を継続していく予定としている。
