フォロワーとよりよい関係を築くには…Twitter Japan・広告事業本部長が2つの重要なポイントを指南
笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DIGITAL VORN Future Pix」。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。10月23日(土)の放送は、前回に引き続き、Twitter Japan株式会社・執行役員 広告事業本部長の松山歩(まつやま・あゆむ)さんをゲストに迎え、お届けしました。

(左から)松山歩さん、笹川友里

◆Twitterが秘めている“可能性”

世界中で毎日約2億人が利用している一大ソーシャルメディア、Twitter。その特徴について、松川さんは「興味・関心軸でつながることができるプラットフォームで、世の中にある“興味・関心の縮図”ではないかと思います。また、企業と個人、著名人と個人が対等に使えるのがTwitter のいいところ」と話します。

また、Twitterを活用している企業に向けて「従来のように情報だけを発信するのではなく、顧客や実際のユーザーがどんなことを会話しているのかが聞ける場所でもある。今はテキストに留まらず、画像や動画、ライブ配信も可能になっているのに加え、音声チャットルーム(Spaces)も追加されており、本当に Twitter の使い方は広がっている」と言います。

そんな機能性の高いプラットフォームであることからも、顧客やユーザーのツイートを分析していくことで「生活者の気持ちだったり、意図が掴めたりするのが、Twitter の大きな価値だと思う。“生活者のインサイト(消費行動や購買意欲を促すスイッチ)をどうやって捉えるのか”というのが各マーケティング担当のみなさまにとって、非常に大きなチャレンジになっているので、その点でも Twitter がお役に立てる部分がたくさんあるのではないか」と話します。

また、災害時などでも「ツイートによって救助がおこなわれ、人々が救われたケースもたくさんありますので、災害時の情報発信インフラ、ライフラインとしてもより貢献していきたい」と声を大にします。

◆ラジオとTwitterは「相乗効果が高い」

笹川は、パーソナリティとして“ラジオ”というメディアに携わっていることもあり、ラジオとTwitterの相性について尋ねると、松山さんは「とても相性がいいと思う。Twitterは会話の場所ですけど、ラジオのパーソナリティとリスナーの関係もある意味、会話に近いのではないかと。聴いているリスナーは、あたかもパーソナリティと会話をしているような気分になっているんじゃないかなと思うので、そういう意味では、Twitterをやっている人の気持ちと親和性が高いのかなと思う」と答えます。

さらに、ラジオ番組もTwitter を通して「いろいろなリスナーの意見を集めたり、アイデアを求めたりもできるので、相乗効果が高いのではないか。両者の双方向性がうまく噛み合って、番組づくりでもお役に立てる部分があると思う」と見解を示します。

松山さんは、Twitterを活用する上で大事なこととして、「アカウントのキャラクター、アイデンティティを明確にセットすること」を挙げます。そして、そのキャラクターに対して「“フォロワーがどんなことを求めているのか”“どんな情報がほしいのか”を、エゴサーチなどを通してフォロワーの声を聞く。その2つが非常に大事。その2つが噛み合うことで、非常に良いアカウントとフォロワーの関係ができていくのではないか」と話します。

◆Twitter も1つの“新しい世界”

松山さんが思い描く“デジタル・ネットワークの未来”についても伺うと、「私はアナログ的な価値観も大変重視していますので、デジタルとアナログがバランス良く融合していくことが、実社会が今以上にいい場所になるために大事だと考えている」と言います。

そして、「コミュニケーションについては、テクノロジーがなにかを解決したり、代替する部分も確かにあると思いますけど、完全に代替はできないかなと。むしろ、テクノロジーの力によって新しいコミュニケーションの空間が生まれていくのだと思います」と松山さん。

「メールやチャットも、独自の話法や絵文字などのツールを生み出して、独自のコミュニケーション空間が広まったと思っています。そういった意味では、Twitter も1つの新しい世界なんだろうなと。どこかで、身体的な感覚とデジタル上の感覚の“線引きをおこなっている”ということが大事。両方を意識的に行き来して、それを使いこなして楽しんでいくことで、人生もより充実していくのではないか」と語ります。

最後に松山さんは、「我々のパーパス(目的)はオープンな会話、つまりパブリック・カンバセーションに奉仕していくことであって、そのパブリック・カンバセーションの力が、社会に山積するさまざまな問題に対して解決策を提供していくんじゃないかと。パブリック・カンバセーションの力で、少しでも社会の前進に貢献できたら、すばらしいことだと思う」と話しました。

次回10月30日(土)の放送は、株式会社カラダノートCEOの佐藤竜也さんをゲストに迎え、お届けします。デジタル、ITが変える将来のヘルスケアについての話が聴けるかも!? どうぞお楽しみに!

<番組概要>

番組名:DIGITAL VORN Future Pix

放送日時:毎週土曜 20:00~20:30

パーソナリティ:笹川友里

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/podcasts/futurepix/