“キュンキュンが止まらない”と話題のテレビ朝日系ドラマ『消えた初恋』(毎週土曜23:30~)。青木(なにわ男子/道枝駿佑)が、井田(Snow Man/目黒蓮)に恋心を抱いているという勘違いから始まるラブコメディで、橋下さん(福本莉子)を巻き込んで恋模様を加速させていく存在がクラスメイトのあっくんだ。茶髪の長身という目を引くルックスに、場を一気に明るくさせるとっつきやすい笑顔。「あっくんほんとにいい奴」「あっくんにこじらせてしまう」「私はあっくん推し」と、あっくんにキュンキュンする視聴者も続出している。

今回はそんなあっくんを演じる俳優の鈴木仁にメインキャスト3人の印象や撮影裏話、そして「学年に1人はいてほしい存在」「解釈を間違えないように」と語る“あっくん像”について話を聞いた。

  • 俳優の鈴木仁 撮影:宮田浩史

    俳優の鈴木仁 撮影:宮田浩史

――「ちょっぴりチャラめで誰とでも仲良くなれるお調子者」というキャラクターのあっくんですが、鈴木さんと似ているところはありますか。

番組のSNSで、僕が「現場のムードメーカー」と紹介されていてびっくりしました。僕、そんなタイプじゃないんです。

――鈴木さんのTwitterでは、マネージャーさんの「マイペース代表の仁が現場ではムードメーカーとの話を聞いて驚いた」という声もありました。

ファンの方からも「ムードメーカーなんですか!? 本当に!?」「仁くんがムードメーカーなんて意外!」というコメントがたくさん来ました(笑)。

――撮影現場ではムードメーカーだと思われるような行動をされていたんでしょうか。

ムードメーカーのようなキャラであるあっくんが皆とどう接するのか、役を探っていく行動がムードメーカーに見えていたなら良かったなと思います。ただ、僕の読みではメインキャスト4人(道枝、目黒、福本)が全員落ち着いていて、誰もムードメーカーキャラじゃないからではないかと。話せば盛り上がれる人ばかりですが、自分から率先して盛り上げるタイプはいないんですよね(笑)。

――そんなメインキャスト4人の印象を順番に伺ってもいいでしょうか。まずは青木役の道枝さんから。

道枝くんはかわいらしい人。そして面白いんですよ。いつもぽーっと歩いているのがかわいいですが、演技にはこだわりがあって、一緒のシーンも楽しいです。

僕の弟と同い年の3つ下なのですが、しっかりしている部分もありながら、子どもっぽい一面もちゃんとあります。この間、撮影現場の近くに登ったり渡ったりするアスレチックのような遊具があったので、目黒くんと2人で「道枝くんにやらせてみよう」と挑戦してもらったら全くできなかったんです。ジャニーズだし運動神経もいいだろうからサクサク行っちゃうのかなと思ったら、1つ目からつまずいて落ちちゃって。小学生が楽しむような遊具なのに、あれっ? と(笑)。

――続いて橋下さん役の福本さんは。

一度ミュージックビデオのお仕事でご一緒したことがあるのですが、見た目はかわいらしいのに、中身はサバサバしている方ですね。だからこそ男子3:女子1の構成でも接しやすいし、現場の空気も作りやすいです。

(ここで福本が通りかかる。鈴木「あ、噂をすればちょうど来ましたよ」福本「何を喋っているんだっ!(笑)」)

ほらほら、こういう感じです(笑)。サバサバしてるでしょ?