米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は10月21日(米国時間)、「Cisco Releases Security Updates for IOS XE SD-WAN Software|CISA」において、シスコシステムズのIOS XE SD-WAN Softwareに脆弱性が存在すると伝えた。対象の脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。IOS XE SD-WAN Softwareのセキュリティ脆弱性は深刻度が重要(High)に分類されており注意が必要。

  • Cisco IOS XE SD-WAN Software Command Injection Vulnerability

    Cisco IOS XE SD-WAN Software Command Injection Vulnerability

米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は、上記のセキュリティドバイザリを確認するよう呼びかけているが、シスコシステムズは同日にほかにも複数のセキュリティアドバイザリを公開している。他のセキュリティアドバイザリは次のページからたどることができる。