ソフトバンクは10月22日、同日開催された取締役会において子会社であるLINEモバイル株式会社の吸収合併を決議したと発表した。効力発生日は2022年3月1日。合併後、LINEモバイルのサービスはソフトバンクが継続して提供する。

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今回の合併はソフトバンク株式会社を継続会社とする吸収合併で、LINEモバイル株式会社は解散する。LINEモバイル株式会社はソフトバンク株式会社の完全子会社であったため、合併による株式その他金銭等の割り当て・ソフトバンク株式会社の新株予約権/新株予約権付社債に関する取り扱いはなく、連結業績に与える影響も軽微だとしている。

LINEモバイルは、2016年2月にLINEの子会社のLMN株式会社として設立。2016年6月にLINEモバイル株式会社へ商号変更し、2016年9月よりMVNOとしてLINEモバイルのサービス提供を開始した。その後ソフトバンクへとの資本提携を経て、2021年4月9日付でソフトバンクの完全子会社となっている。

ソフトバンクではLINEモバイルの後継サービスとして「LINEMO」を2021年3月17日にサービス開始しており、LINEモバイルはすでに新規加入の受付を終了していた。