脳科学者・茂木健一郎、記憶のキャパを増やすには? 記憶力向上には「脳を追い詰めること」
乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。10月19日(火)の放送は、脳科学者の茂木健一郎さんが登場。子どもの反抗期への対応法や、記憶向上のコツを脳科学の観点からアドバイスしました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、茂木健一郎さん

茂木さんは脳科学、認知科学を専門にされている脳科学者で、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。主に、感覚的な意識や経験のことを指す「クオリア」を研究しています。

そんな茂木さんを頼り、番組にはたくさんの質問が届きました。まずは、れなち自身の悩みとして「1つ覚えると1つ抜けていく感覚がある。脳の記憶のキャパを増やすにはどうしたらいいか?」と問うと、茂木さんは「リミッターを外すこと」と回答。

「脳には安定装置があり、大抵の方は『これ以上は覚えられない』と思い込んでいる。実際には追い詰めるとかなり覚えられます。イメージと結びつけて覚える連想記憶などが効果的」と話します。

続いて「子どもの反抗期がひどく、解決法を知りたい」との悩みには「反抗させておくしかない」と回答。茂木さんによると、反抗期は、親子の距離がうまく保てず“近すぎる”からだそう。

「逆に親がすごく距離をとると、子どものほうから寄ってくる」との答えに、れなちはうなずきながら、「まさに私の家がそう。わりと放任主義の家庭なので、今でも親と仲がいい」と明かします。

さらに、「オンライン授業で資料だけを見る講義があるが、集中力が続かない。いい方法は?」との学生からの質問に、茂木さんは「手を動かしてみること」を提案。「例えば手元で絵を描くとか。オンラインで画面だけ見ていると、脳が飽きてしまうのは当たり前。別の刺激を脳に与えることで、想像力が膨らむ」と話します。

また、散歩をよくするというれなちに対し、「そのときは、なるべく頭を空っぽにすること」と助言も。茂木さんは「ボーッとしているときに、頭はむしろ整理をしている。思い切ってなにもやらない時間をつくる必要がある」とも唱えました。

<番組概要>

番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。

放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55

パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/