再建中のサン宝石、クラウドファンディングで支援募集 事業再生へ一歩

ファンシーグッズやアクセサリーの通販などを行うサン宝石は10月6日、クラウドファンディング(CF)サービス「Kibidango(きびだんご)」で支援の募集を開始した。同社は今年8月27日に、事業再建のために民事再生手続開始の申請を行った。現在資金難のため、新規の仕入れができないなど、事業運営に支障が出ているという。

支援を希望するファンの声が殺到したこともあり、「『いつまでもサン宝石の商品を届けたい』という思いから、CFで支援を募ることにした」(渡邊駿専務取締役)と話す。約2週間で約950万円の支援が集まっている。

 

同社は1967年の創業以来、カタログ通販を中心に事業を展開してきた。競合他社の参入による競争激化などで売り上げは激減。コロナなどの影響もあり、資金繰りが限界に達したという。

 

民事再生が報じられると、ファンからの購入が殺到した。「成人しても大好きだから支えたい」「こどもの頃に夢を与えてもらっていた恩返しがしたい」といった、支援を希望する声も相次いで寄せられたそうだ。

 

事業再建のため開始したCFでは、金額と内容が異なる、幅広い支援プランを用意している。CF開始後約5時間で、目標金額を達成。同CFでの支援の募集は、10月31日まで行っている。