Radeon RX 6600搭載カードが一斉に登場

AMDから新型GPU「Radeon RX 6600」が登場、搭載グラフィックスカードが各社より発売された。入荷が確認できたのは、以下の各社のモデル。コアクロックは全てリファレンス通りのモデルで、デュアルファンまたはトリプルファンのクーラーを搭載している。価格は60,000円前後が中心だ。

メーカー 製品名 カード長 価格
ASUS DUAL-RX6600-8G 243mm 60,500円前後
GIGABYTE GV-R66EAGLE-8GD 282mm 59,500円前後
MSI Radeon RX 6600 Mech 2X 8G 235mm 60,500円前後
ASRock RX6600 CLD 8G 269mm 60,000円前後
SAPPHIRE Pulse Radeon RX 6600 8G GDDR6 193mm 60,000円前後
PowerColor AXRX 6600 8GBD6-3DHL 220mm 66,000円前後
玄人志向 RD-RX6600-E8GB/DF 200mm 56,000円前後
XFX RX-66XL8LFDQ 241mm 60,000円前後

同GPUは、現在の6000番台の中ではローエンドに位置するもの。ストリームプロセッサ数は、RX 6600 XTの2,048基から1,792基へと削減されている。ターゲットとするのは1080pゲームで、ワット性能の高さは大きな特徴だ。詳細については、大原氏によるベンチマーク記事「【レビュー】Radeon RX 6600を試す - RTX 3060に対抗、効率重視の新普及帯GPUを徹底ベンチマーク」を参照して欲しい。

  • ASUSの「DUAL-RX6600-8G」。リング状の「Axial-tech」ファンを搭載する

    ASUSの「DUAL-RX6600-8G」。リング状の「Axial-tech」ファンを搭載する

  • GIGABYTEの「GV-R66EAGLE-8GD」。トリプルファンで冷却性能に優れる

  • MSIの「Radeon RX 6600 Mech 2X 8G」。2種類のブレードを組み合わせている

  • SAPPHIREの「Pulse Radeon RX 6600 8G GDDR6」。コンパクトなモデルだ

  • PowerColorの「AXRX 6600 8GBD6-3DHL」。ファンにはLEDも搭載している

  • 玄人志向の「RD-RX6600-E8GB/DF」。今回の最安モデルで、長さも短い

NASキャッシュ向けの高耐久M.2 NVMe SSD

Western Digitalから、NAS向けのM.2 NVMe SSD「WD Red SN700」が登場した。データ転送速度は、リード時が最大3,430MB/s、ライト時が最大3,100MB/s。信頼性と耐久性に優れており、NASのキャッシュなどに適しているだろう。価格は、250GBが6,500円前後、500GBが11,500円前後、1TBが19,000円前後。2TBと4TBは未入荷だ。

  • Western Digitalの「WD Red SN700」。3モデルが入荷した(写真:オリオスペック)

簡易水冷「Kraken Z-3」にRGBファン版

NZXTの「Kraken Z-3 RGB」は、オールインワン水冷CPUクーラーの上位モデルだ。水冷ブロックには、円形液晶を搭載。従来モデルからは、付属ファンがRGBファンに換装され、新たにホワイトモデルもラインナップした。価格は、36cm版の「Z73 RGB」が45,000円前後、28cm版の「Z63 RGB」が40,500円前後、24cm版の「Z53 RGB」が36,000円前後。

  • NZXTの「Kraken Z-3 RGB」。液晶には各種システム情報等を表示できる

  • また「Kraken X-3 RGB」のホワイトバージョンも各モデルが登場している

定番CPUクーラーに黒いUltimate仕様

Thermalrightの「TRUE Spirit 120 Rev.B Ultimate」は、シングルタワー/デュアルファン構造のCPUクーラー。エアフローが82CFMという高性能12cmファン「TL-C12 Pro」を採用しており、強力な冷却性能を実現している。フィンはブラックメタリック塗装されており、高級感も演出。価格は10,500円前後だ。

  • Thermalrightの「TRUE Spirit 120 Rev.B Ultimate」。塗装が高級感を演出

  • ヒートシンクは奥行き48mmとスリムな形状。5本のヒートパイプを搭載する