シー・ビー・ティ・ソリューションズが運営する情報サイト「日本の資格・検定」は、「資格・検定や学習にまつわる意識調査」の結果を発表した。同調査は7月7日~8月16日、全国の10代以上の男女1,308人を対象に、インターネットで実施した。

  • 主に学習する時間帯について

主に学習する時間帯について尋ねたところ、平日・休日共に勉強の時間帯として最も多く挙げられたのが「20時~24時」で、平日は65.5%、休日は46.2%という結果になった。

年収別で平日の勉強時間帯を見たところ、「朝4時~8時」という回答は全体で15.1%なのに対し、年収1,000万円以上の人の場合は33.3%だった。年収1,000万円以上の回答者は朝に勉強する割合も高いことがわかった。

1週間の学習時間について聞くと、最も多い回答は「1時間~5時間」(44.5%)、次いで「1時間未満」(27.4%)だった。中には週に20時間以上勉強するという回答者も3.1%見られた。

年収1,000万円以上の人は、13.3%が「週に20時間以上」、16.7%が「10時間~20時間」と答えている。どちらも全体と比較して各10%以上も高く、年収1,000万円以上の人は1週間の勉強時間が長いこともわかった。

  • 1週間の学習時間は大体どれくらいですか

主な学習場所について尋ねたところ、圧倒的に多いのは「自宅」(93.3%)だった。中には、「コロナ禍の前までは喫茶店や図書館を利用していたが、感染対策のために自宅での勉強に切り替えた」というコメントもあった。

  • 主な学習場所はどこですか

資格を取得するための、主な学習方法について聞くと「テキスト」(82.4%)、「問題集」(78.5%)が、圧倒的に多かった。デジタルネイティブといわれる20代以下でも、学習にテキストや問題集を使用すると答えた回答者はそれぞれ82.8%、80.3%で全体の使用率と大きく変わらなかった。

スマホアプリを活用して勉強する人は全体で13.5%、20代以下に絞るとそれよりも5.7%高い19.2%となっている。

  • 資格を取得するための、主な学習方法は何ですか