楽天、群馬県みなかみ町に「楽天ドローンアカデミー」開校 ドローンパイロット育成で雇用創出・課題解決へ

楽天グループは10月18日、群馬県みなかみ町に12月中旬に開校するドローンパイロットの育成を目的としたアカデミー「楽天ドローンアカデミー みなかみ校」について、入学を希望する人を対象とした説明会の参加者募集を開始した。同校の開校により、群馬県・みなかみ町との連携の強化や新たな雇用の創出、地域の課題解決を目指す。

12月中旬に開校する「楽天ドローンアカデミー みなかみ校」は、今年2月に群馬県と楽天が締結した包括連携協定における「新たな価値を生み出すデジタル化および安全性・持続性の追求に関すること」にあたる取り組みとして、群馬県とみなかみ町の協力のもと、人と自然が共生する社会のモデルとして世界から認められた「みなかみユネスコエコパーク」にて、ドローンパイロットの育成を行うアカデミー。実際にドローンを活用する機会も提供し、雇用の創出、防災や観光をはじめとした地域課題の解決にもつなげていくとしている。このほど公式サイトにおいて、同アカデミーへの入学希望者を対象とした説明会(無料)の募集を開始した。

同アカデミーでは、開校時点で目的に合わせた2種類のコースを提供。趣味としてのドローン操縦を想定した「入門基礎コース」、ビジネスや業務でのドローン操縦を想定した「ビジネス応用コース」がラインアップする。どちらのコースもドローン操縦が初めての人から操縦経験のある人まで幅広く参加できる内容となっている。特に「ビジネス応用コース」では、実際に楽天が実施したドローン事業の事例も交えながら、ドローンを活用したビジネスにおけるノウハウを学ぶことができる。

ドローン操縦に必要な基礎知識や、ひと味違う空撮スキルを学べ、ドローンを使った基本的な空撮ができるようになることを目指す「入門基礎コース」は、講習期間が2日間(同一週の土曜・日曜)で飛行時間は約5.2時間。料金は13万2000円(税込)。ドローンを飛行させる上で必要な基礎から、点検の目的や報告書の書き方など業務で活用可能な知識、さらに楽天がこれまでのドローン事業で培ったノウハウも提供。実習では、基本的な飛行方法を習得後、点検現場で使われる大型の産業用ドローン等も使用し、校舎屋根や外壁の点検空撮等を行う「ビジネス応用コース」は、講習期間が3日間(同一週の火曜・水曜・木曜)で飛行時間は約10時間。料金は27万5000円。なお、同アカデミーは宿泊施設は完備しておらず、各コースの料金に宿泊代は含まれない。

同アカデミーでは、国土交通省が2022年12月以降に創設を予定している国家資格「ドローン操縦ライセンス」の取得を目的とするコースの提供も計画中とし、様々なコースを展開し、ドローン操縦に関する貴重な学習機会の提供を目指すとしている。

群馬県、みなかみ町と楽天はこれまで、ワーケーションの実証実験を共同で行う等の取り組みを行ってきた。同校の開校により連携のさらなる強化や新たな雇用を創出し、群馬県およびみなかみ町の地域課題解決につながる取り組みを行うと同時に、ドローンを活用した防災対策、観光資源の魅力向上などを通じた経済活性化を図っていくとしている。